掃除する予定のユニットバス

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ユニットバスの掃除方法まとめ!おすすめのアイテムや頻度も解説

2024.02.06 2024.02.06

ユニットバスは、場所ごとに適切な方法で掃除することが大切です。
また、汚れの種類に合わせて洗剤を使い分ければ、効率的に汚れを落とすことができます

この記事でご紹介する掃除方法や道具を参考にして、自宅のユニットバスをキレイに掃除しましょう。
記事後半では汚れを防止する方法もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

ユニットバスの掃除方法【箇所別】

これから掃除するユニットバス

ユニットバスの掃除は、箇所別に適切な方法を選ぶことが大切です。
まずは、ユニットバス各所の掃除方法をそれぞれ見てみましょう。
1点ユニットバスだけでなく、2点ユニットバスや3点ユニットバスの場合についてもご紹介します。

浴槽

浴槽には、皮脂汚れや水垢、石鹸カスが多く付着します。
そこで、基本的な掃除では中性洗剤を使いましょう。

浴槽全体に中性洗剤をかけ、スポンジでやさしく円を描くようにしてこすり洗いします。

湯を張った跡のラインが残っていたり落ちにくい汚れがあったりする場合は、中性洗剤をかけて5分ほど時間を置いてからこすり洗いをすると効果的です。

また、残り湯を使ってつけ置きする方法もあります。

  1. お湯が冷めないうちにカップ1杯の重曹を入れて書き混ぜる
  2. 一晩そのまま、つけ置きする
  3. シャワーで洗い流す
  4. 残った汚れはスポンジで軽くこすり洗いする

この時、風呂桶などの小物も一緒につけ置きすると効率的です。

排水口

髪の毛や皮脂汚れ、石鹸カスなどさまざまな汚れが集まる排水口も、こまめな掃除が欠かせません。

  1. 髪の毛などのゴミを除去する
  2. 外せる部品を外す
  3. 中性洗剤と歯ブラシなどを使ってこすり洗いする
  4. 洗い流して部品を戻す

上記の簡単な掃除をこまめに行っていれば、汚れが溜まりにくくなります。
あわせて、定期的に排水口内部の汚れも落としましょう。

  1. 髪の毛などのゴミを除去する
  2. 外せる部品を外す
  3. 粉の重曹を100g排水口にふりかける
  4. さらに、粉のクエン酸を50gをふりかける
  5. コップ1杯ほどのお湯を排水口に流す
  6. 発泡したら30分ほど放置する
  7. 洗い流して部品を戻す

重曹とクエン酸が混ざると発生する泡を利用して、排水口内部の汚れを落とせます。
この方法でも汚れが落ちず詰まった状態が続くようであれば、パイプクリーナーを使う方法も効果的です。

さらに詳しく知りたい方はこちら

鏡・蛇口

鏡や蛇口には、白い粉末状の汚れやうろこ状の汚れが付着します。
これらはアルカリ性の水垢によるものなので、酸性の洗剤を使いましょう。

  1. 水200mlに対して小さじ1杯のクエン酸を混ぜてクエン酸水を作る
  2. 汚れが気になる部分にクエン酸水をふきかける
  3. 軽くこすり洗いする
  4. 洗い流して水滴をふき取る

水滴が残ると水垢汚れの原因になるため、掃除の最後には水気を残さないことも大切です。

壁・床・天井

壁や床、天井には、石鹸カスや水垢汚れが多く付着します。
床には皮脂汚れも多く残るため、さまざまな汚れに対応できる中性洗剤を使って掃除するのが基本です。

  1. 中性洗剤をふきかける
  2. スポンジでやさしくこすり洗いする
  3. 洗い流して水滴をふき取る

壁の高い部分や天井は、柄付きのモップを使うか脚立を使うなどして、ケガをしないように注意しましょう。

中性洗剤では落ちない頑固なカビには、カビ取り剤を使います。

  1. カビ部分にカビ取り剤をふきかける
  2. ラップを乗せて20分ほど時間を置く
  3. ラップをはがし、こすり洗いする
  4. 洗い流す

換気扇

カビやホコリなどが溜まりやすい換気扇も、定期的な掃除が必要です。

  1. 電源を落とす
  2. 外せる部品を外す
  3. 掃除機でできるだけ汚れを吸い取る
  4. 中性洗剤を使ってこすり洗いする
  5. 洗い流して乾燥させてから部品を戻す

浴室乾燥機能付きなど部品が外せないタイプの換気扇なら、下記の手順で掃除しましょう。

  1. 電源を落とす
  2. 掃除機でできるだけ汚れを吸い取る
  3. フィルターを水洗いする
  4. フィルターが乾燥したら元に戻す

水洗いでは落ちないフィルターの汚れは、中性洗剤と歯ブラシなどを使うと効果的です。

洗面台(2点ユニットバスの場合)

洗面台には、水垢汚れだけでなく化粧品や歯磨き粉などの汚れも付着するため、基本的には中性洗剤を使いましょう。

  1. 排水口の汚れを除去する
  2. 中性洗剤をふきかける
  3. スポンジでこすり洗いする
  4. 洗い流す

頑固な汚れには、中性洗剤をふきかけた上にラップを乗せ、30分~半日放置するのがオススメです。

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シャワーカーテン・トイレ(3点ユニットバスの場合)

3点ユニットバスには、トイレもセットになるためシャワーカーテンも必須アイテム。
シャワーカーテンには石鹸カスや水垢、皮脂汚れが多く付き、放置するとカビが増殖してしまいます

シャワーカーテンはシャワーの水で洗い流し、水気をふき取るだけである程度の汚れを落とせます。
カビが発生している場合には、カビ取り剤を吹きかけて5~10分ほど放置してから洗い流す方法が有効です。

トイレは、トイレ用の洗剤をふきかけてこすり洗いをします。

入浴後は湿度が高く汚れが浮くため、軽くこするだけで汚れを落とせるチャンスです。

また、シャワーを使って丸洗いする方法もあります。
トイレットペーパーなど濡れては困るものを退避させてから、熱めのシャワーで洗い流せば、一気に汚れを落とすことも可能です。
シャワーで流した後は、水気をふき取っておきましょう。

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ユニットバスの掃除方法【汚れ別】

ユニットバスには、さまざまな汚れが付着します。
基本的な掃除方法で落ちない汚れは、汚れごとに効果的な洗剤や掃除方法を実践しましょう。

カビ・黒ずみ

湿度が高くなるユニットバスは、換気が十分にできていないとカビや黒ずみが多く発生してしまいます。
特に、壁や床、ゴムパッキン部分、換気扇にはカビが発生しやすいです。
軽いカビや黒ずみであれば中性洗剤で落とせますが、頑固な汚れになってしまった場合は下記の方法で掃除しましょう。

  1. カビ部分を乾燥させる
  2. カビや黒ずみ部分にカビ取り剤をふきつける
  3. ふきつけた上にキッチンペーパー・ラップを順番に乗せる
  4. 15~30分時間を置く
  5. やさしくこすり洗いする
  6. 洗い流す

水垢

水垢汚れは、水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル成分が残ったものです。
このミネラル成分はアルカリ性なので、クエン酸などの酸性洗剤を使いましょう。
特に、鏡や蛇口に多く付着する汚れです。

  1. 水200ccに対してクエン酸を5cc混ぜてクエン酸水を作る
  2. 汚れが気になる部分にクエン酸水をふきかける
  3. ふきつけた上にキッチンペーパー・ラップを順番に乗せる
  4. 30分~半日程度時間を置く
  5. キッチンペーパー・ラップを外して軽くこすり洗いする
  6. 洗い流して水滴をふき取る

鏡や蛇口は、クエン酸水をふきかけても流れてしまうため、上からキッチンペーパーやラップを乗せておきます。
頑固な汚れの場合は半日ほど時間をおくと、落としやすくなります。

石鹸カス

シャンプーやボディソープなどが原因の石鹸カス汚れには、2つの種類があります。

  • 白くて硬い汚れ:金属石鹸(アルカリ性)
  • 黒っぽいベタベタした汚れ:酸性石鹸(酸性)

上記のように、それぞれアルカリ性と酸性で違った性質があることが特徴です。
どちらも軽度の汚れであれば中性洗剤で落とせますが、頑固な汚れになってしまった場合はそれぞれの性質に合った洗剤を使って掃除しなければなりません。
アルカリ性の金属石鹸汚れには酸性の洗剤(クエン酸など)、酸性の酸性石鹸汚れにはアルカリ性の洗剤(重曹など)を使いましょう。

ただし、石鹸カスは金属石鹸・酸性石鹸が混ざった汚れになることもあります。
洗剤を使ってつけ置きしても落ちない汚れになってしまった場合には、メラミンスポンジやヘラなどを使って汚れ部分を削り取る方法が有効です。

ユニットバスで役立つ掃除道具

ユニットバスを掃除する準備

ユニットバスを掃除するなら、下記の掃除道具をそろえておくと便利です。

  • 洗剤
  • スポンジ
  • 歯ブラシや爪楊枝
  • 柄つきのモップ
  • 水切りワイパー

効率的に掃除するために、ぜひ事前にそろえておきましょう。

洗剤

軽度の汚れであれば、中性洗剤で落とせます。
中性洗剤では落ちない汚れには、下記の洗剤を使い分けましょう。

  • 重曹
  • クエン酸
  • カビ取り剤

ただし、塩素系のカビ取り剤と酸性のクエン酸を混ぜると有害なガスが発生するため、混ぜないようにしましょう。

スポンジ

こすり洗いする際には、スポンジやブラシがあると便利です。
ユニットバスの素材に傷をつけないよう、柔らかいスポンジを用意しましょう。
3点ユニットバスでトイレも掃除する場合には、別途トイレ用のスポンジもあると安心です。

歯ブラシや爪楊枝

角や換気扇・排水口の部品など、細かい部分を掃除する際には歯ブラシや爪楊枝が役立ちます。
素材を傷つけないよう、強くこすらないことがポイントです。

柄つきのモップ

壁の高い部分や天井を掃除するなら、柄つきのモップが活躍します。
浴槽のへりに足をかけて掃除をすると転倒の危険が高くなるため、柄つきのモップを使うか脚立を使うことが大切です。

水切りワイパー

水気が残っているとカビが発生するため、掃除の最後には水滴をふき取る必要があります。
タオルなどを使っても良いですが、水切りワイパーがあれば効率的に水気を除去できます

ユニットバスの掃除頻度はどれくらい?

キレイなユニットバスを維持するためには、適切な頻度での掃除が必須です。

掃除頻度
浴槽 毎日か2日に1回
排水口 1週間に1回
鏡・蛇口 1週間に1回
壁・床 1週間に1回
洗面台 1週間に1回
トイレ 1週間に1回
天井 1ヶ月に1回
換気扇 1ヶ月に1回
シャワーカーテン 1ヶ月に1回

上記を目安にして、汚れが目立ってきたら早めに掃除するように心がけましょう。

ユニットバスの掃除を楽に!汚れを防止する方法5つ

ユニットバスを掃除する人の手

ユニットバスの掃除を楽にするためには、ここでご紹介する5つの方法を実践してみてください。
日々汚れが付着してしまうユニットバスですが、汚れが溜まりにくくなるのでオススメです。

  • 常に換気する
  • なるべく物を置かない
  • 入浴の後は熱めのシャワーで汚れを落とす
  • 水気を残さない
  • 排水口にネットを取り付ける

常に換気する

湿度が高いユニットバスはカビが発生しやすいため、常に換気して湿度を下げておくことが大切です。

24時間換気システムを使ったり窓を開けたりして、湿気を溜めないようにしましょう。

なるべく物を置かない

ボトルなどをじかに置くと、皮脂汚れや石鹸カスなどが溜まりやすくなってしまいます。
また、接地部分が乾燥せず、カビが発生しやすくなるため注意が必要です。

どうしても必要な物以外はユニットバスに置いておかないようにしましょう。
シャンプーボトルなど必要な物は、吊るすなどして直置きしないことがポイントです。

入浴の後は熱めのシャワーで汚れを落とす

入浴後には、熱めのシャワーを全体的にかけて皮脂汚れや石鹸カスをしっかり洗い流しておきましょう。
熱めのシャワーをかけることで、汚れを落としやすくなります。

水気を残さない

熱めのシャワーをかけた後は、タオルや水切りワイパーなどを使って水気を残さないことも重要です。
水気が残っているとカビ発生の原因になるため、できるかぎりふき取っておきましょう。

シャワーカーテンはシャワーで洗い流してできるだけ水気をふき取った後、浴槽の外に出して全体的に乾燥できるようにしておくと安心です。

排水口にネットを取り付ける

どうしても汚れが溜まる排水口には、ネットを取り付けておく方法がオススメです。
ネットなら、交換するだけで簡単にゴミが取り除けます。
また、こまめに交換することでぬめり防止にも役立ちます。

ユニットバス掃除は業者に依頼してピカピカにしよう!

ユニットバスには、日々さまざまな種類の汚れが付着します。
汚れに適した洗剤を使えば、効率的な掃除が可能です。

「どうしても汚れが落ちない」「徹底的にキレイにしたい」なら、業者へ依頼するのも良いでしょう。業者の専門知識と技術があれば、カビだらけになったユニットバスも一旦リセット、しっかりキレイにできますよ
毎日を快適に過ごすために、業者の利用もぜひ検討してみましょう。

ユニットバスの掃除方法まとめ!おすすめのアイテムや頻度も解説のよくある質問

  • Q. ユニットバスの掃除の仕方は?

    A.

    さまざまな汚れが付着するユニットバスは、軽度の汚れなら中性洗剤を使ってこすり洗いする方法が基本です。
    中性洗剤で落ちない汚れは、汚れに合った洗剤を使うと落ちやすくなります。

  • Q. ユニットバスのカビは落とせる?

    A.

    軽度のカビであれば、中性洗剤を使ってこすり洗いをすると落とせます。
    頑固なカビは、カビ取り剤が効果的です。

  • Q. ユニットバスをキレイに保つ方法は?

    A.

    キレイなユニットバスを維持するためのポイントは、以下の5つです。

    ・常に換気する
    ・なるべく物を置かない
    ・入浴の後は熱めのシャワーで汚れを落とす
    ・水気を残さない
    排水口にネットを取り付ける

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