クリーニングしたいマットレス

マットレスベッドクリーニングの費用相場!作業内容や業者の選び方も解説

2024.09.15 2024.09.15

この記事では、マットレスクリーニング・ベッドクリーニングのサービス内容や費用相場について徹底解説します。

落とせない汚れやアレルギーに悩んでいるときなどは、マットレスクリーニング業者に任せるのがおすすめです。ただ、クリーニングのやり方や提供サービスの違いにより、業者ごと価格に幅があります。業者を選ぶ前には、サービス内容の範囲や費用相場を比較検討しておくことが非常に大切です。

後半では、業者の選び方もご紹介しています。ベッドのクリーニングを検討中の方は、ぜひ最後までご覧ください。

マットレスクリーニングとは?基本的な流れ【ベッドの除菌・消臭まで】

マットレスクリーニングの作業

布団やシーツなどのように、洗濯や天日干しができないベッドマットレス。汚れや内部に潜むダニ、カビなどを何とか除去・クリーニングしたい方も多いでしょう。

ダニの死骸は、喘息やアトピーの原因となるため健康面への影響も引き起こす恐れも。そのためにも、マットレスに蓄積した汚れはそのままにしておかないようにしましょう。

マットレスクリーニングとは、クリーニング業者が依頼者の家へ出張して洗浄するサービスです。家庭では対処できないマットレスを衛生的にクリーニングしてくれます。

基本的に、以下のような流れで作業が進められます。

  1. マットレスのホコリやゴミを除去する
  2. 高温スチーム洗浄で汚れを浮かせて落とす
  3. 汚水を吸収する
  4. 除菌・消臭対策する
  5. 乾燥させる

順番に解説しましょう。

1.マットレスのホコリやゴミを除去する

まず、マットレス表面のゴミやホコリを、除菌しながらマットレス専用の掃除機で取り除きます。

2.高温スチーム洗浄で汚れを浮かせて落とす

次に、業務用の加圧噴射式スチームクリーナーを使用し、高温の洗浄液スチームをマットレス全面にかけます。ダニは50~60℃以上の熱で、瞬時に死滅。ダニやウイルスの徹底除菌ができるので、安心です。

一方、長期間で固まってしまった汚れやシミなども、高温スチームで柔らかくして除去できます。

洗浄洗剤は、高い洗浄力がありながらも人体や環境に悪影響のないものが使われているので、お子さんやアレルギーのある方などでも安心です。

3.汚水を吸収する

高温スチーム洗浄で、マットレスから浮き上がって来た汚れを、リンサーと呼ばれる専用機材で汚水ごと吸引します。一見きれいに見えるマットレスでも、吸引した汚水を見ると汗・皮脂・ほこりなどを含んだ汚れで濁っているのが普通です。

4.除菌・消臭対策する

マットレス表面に残っている臭気の消臭や除菌、ダニ忌避の効果を上げるために、除菌抗菌剤を全体に噴霧します。この工程は、業者によってはオプションで選択可能です。

5.乾燥させる

最後に、マットレス全体を乾燥ができる専用機材で、30分~1時間程度かけてしっかりとマットレスを乾かします。

マットレスクリーニングサービスの費用相場【ベッド清掃料金】

マットレスクリーニングの費用相場

各社のマットレスクリーニングサービスの費用相場を紹介します。基本的に、マットレスのサイズと希望するクリーニング面を決めたら、費用の目安がつかめるはずです。

さらにクリーニング料金と合わせて、オプション料金もチェックしてください。

【マットレスクリーニング料金】

サイズ クリーニング面 料金(税別)
シングル 片面 12,000円
シングル 両面 16,000円
セミダブル・ダブル 片面 15,000円
セミダブル・ダブル 両面 20,000円
クィーン・キング 片面 25,000円
ベビー・キッズ 9,000円

 

【オプション料金(税込)】

各種オプション 消臭料金 ダニ駆除料金 カビ除去料金
シングル 3,000円 4,000円 8,000円
セミダブル・ダブル 5,000円 6,000円 12,000円
クィーン・キング 8,000円 8,000円 18,000円

参照元:クリーンネット

【マットレスクリーニング料金・※長期抗菌消臭加工料金】

サイズ クリーニング面 料金(税別) オプション(税別)※
シングル 片面 13,000円 2,000円
シングル 両面 15,000円 3,000円
セミダブル 片面 14,000円 3,000円
セミダブル 両面 19,000円 4,000円
ワイドダブル・クィーン 片面 16,000円 3,500円
ワイドダブル・クィーン 両面 23,000円 4,500円
キング 片面 17,000円 4,000円
キング 両面 25,000円 5,000円

参照元:ブルーリーフ

ダニ退治や除菌・消臭など希望に応じて、ベッドクリーニングの作業範囲と料金を確かめておくのが大切です。

また、家族分ベッド、ソファーなどをセットで依頼すると安くしてくれるハウスクリーニング業者もあるので上手く活用してみましょう。

ハウスクリーニング業者に安く依頼したい方は、以下もご覧ください。

マットレスクリーニングを依頼する3大メリット【ベッドがここまで清潔に!】

マットレスクリーニングで清潔なベッド

マットレスクリーニングを依頼すると、以下の大きなメリットが3つもあります。清潔なベッド環境を整え快適な眠りにするためにも、ぜひ検討してみましょう。

  • 汚れやアレルギーの原因物質の除去ができる
  • 臭いも除去できる
  • 出張クリーニングのため数時間でキレイに仕上がる

順番に説明します。

汚れやアレルギーの原因物質の除去ができる

マットレスには、髪の毛・フケ・汗・皮脂・ほこり・花粉などの汚れが付きます。これらを放置していると、ダニやカビの発生を招いてしまうのです。

その他、おねしょのシミ・ペットの粗相は、自分ではなかなか落とせないため、いつまでも残ってしまうことも。

マットレスクリーニングは、専用機材や洗剤を使って頑固な汚れやアレルギー原因物質を徹底して除去できるメリットがあります。清潔なベッド環境に変えたい方におすすめです。

臭いも除去できる

臭いはデリケートな問題。布製品の消臭剤を使っても、内部の臭いが残っていると眠りにも支障がでてしまうでしょう。

マットレスクリーニングは、臭いの除去も可能です。表面の汚れは落とせたものの、しつこい臭いが残ってお困りの方におすすめです。

出張クリーニングのため数時間でキレイに仕上がる

マットレスクリーニングは、出張して作業してもらうサービスなので、わずか2~3時間でキレイになるのもメリットです。自宅でクリーニング作業するため、搬出や搬入が不要です。実質の作業時間のみ、予定を開けておけば済むので、忙しい方にも利用しやすいのも魅力です。

>>マットレスクリーニング対応の業者をリサーチしてみる

羽毛布団のクリーニングを検討中なら、以下の記事も参考にしてください。

マットレスクリーニングの際の注意点【ベッドの種類も要チェック】

注意点を示すスタッフ

まだ、あまり周知されていないマットレスクリーニングですが、利用の際には注意すべき点もあります。

  • クリーニングできるマットレスか
  • 仕上がり希望日で予約を取る
  • 素材次第ではマットレスの機能性が落ちる可能性も
  • 使用年数が長い・安いマットレスなら買い換えがおすすめ

依頼の前に、チェックしておきましょう。

クリーニングできるマットレスか

マットレスの種類によっては、クリーニングが不可のものもあります。

マットレスの種類 クリーニングの可否
スプリングマットレス
(ボンネルコイル・ポケットコイル)
高密度連続スプリング
高反発ファイバー
できる
ウレタン(低反発・高反発)
ラテックス
できない

ラテックスやウレタンなどのマットレスは水を吸収しやすい性質があり、クリーニングはできません。マットレスの品質表示タグで、種類を確かめておいてください。

仕上がり希望日で予約を取る

マットレスクリーニングは、自分では対処できない汚れやカビの除去・ダニ駆除・消臭などを請け負ってくれる便利なサービスです。2~3時間程度で済むのも魅力でしょう。

ただし、クリーニングの性質上、即日で出張作業できるものではありません。仕上がり希望日で予約しておく必要があるので注意ください。

素材次第ではマットレスの機能性が落ちる可能性も

マットレスに使用されている素材次第では、水分の弱いものがあります。短時間でも水を使い洗浄するので、マットレスの弾力性が落ちてしまうこともあります。

自分で落とせない汚れ、ダニやカビの発生があるときに、依頼するのが良いでしょう。

使用年数が長い・安いマットレスなら買い換えがおすすめ

使用年数が長い、安いマットレスの場合は、マットレスクリーニングを依頼した費用と買い替え費用を比較してみましょう。

使用年数が長いほど、汚れの付着やダニ・カビの発生も考えられるはず。2~3万かけてクリーニングを依頼するよりも、お手頃な価格でスプリングマットレスを買い替える方が得策でしょう。そもそも、マットレス本来の寿命(5~10年)が来ていることも考えられます。

マットレスクリーニングするタイミング【ベッド清掃のオプション検討も】

マットレスクリーニングは、ダニやカビの発生、汚れが内部まで浸透している状態であれば、すみやかに依頼するのが賢明です。ベッドパッドやマットレスカバーを使用し、通気のために定期的にマットレスを立てかけている、布団乾燥機を使用していれば、3~4年に一度のクリーニングで問題ありません。

また、クリーニング依頼時にオプションで、防ダニ・防カビコーティングを選べば、マットレスクリーニングの頻度を減らせるでしょう。業者によってコーティング料金設定は異なりますが、3,000円ほどが目安です。

マットレスクリーニング業者の選び方【ベッド清掃サービスのチェックポイント】

マットレスクリーニング業者の選び方

マットレスクリーニングを依頼するには、良質なベッド清掃サービス業者を選ぶポイントが4つあります。

  • 料金や洗浄内容が明確な業者か
  • 損害賠償保険へ加入しているか
  • 実績が豊富か
  • 口コミや評判が高いか

以下をチェックして納得の行く業者に依頼しましょう。

料金や洗浄内容が明確な業者か

マットレスクリーニングの料金や洗浄内容を具体的に説明してくれる、またホームページに記載しているかチェックしましょう。

業者によって、ダニ駆除や消臭など作業内容が異なるためです。希望の作業が、オプション追加しないとできない場合もあります。トラブルを避けるためにも、確認は必須です。

また、出張費・駐車場費の有無も依頼前に聞いておきましょう。

損害賠償保険へ加入しているか

万が一、マットレスクリーニングの作業中に何か破損が生じた場合でも、損害賠償保険に加入していれば、費用を業者に負担してもらえます。

実績が豊富か

業者の実績を調べておくのも、大切なポイントです。年間にどれくらいのマットレスクリーニングの実績があるか、創業して何年になるかも、参考になります。

口コミや評判が高いか

業者の品質や対応の良し悪しは、口コミや評価を見れば一目瞭然です。利用者でしか知り得ない内容も投稿されているので、一通り目を通しておきましょう。

寝室で作業するものだからこそ、スタッフの対応やマナーにも注意しておくべきです。さらに、技術力、クリーニング後のマットレスの快適さなど評判をできるだけ入手しておきましょう。

マットレスクリーニングで快適なベッドへ!

この記事では、マットレスクリーニングサービスについて解説してきました。

ベッドクリーニングの費用は、サイズやオプションなどで変動します。費用を抑えるなら、相見積もりして業者の比較するのが大切なポイント!

業者探しの際は、希望条件を入力するだけで納得の業者が見つかる「セーフリーをご利用ください。料金やサービスなど徹底比較できます。気になる業者をいくつか見つけたら、無料見積もりから始めましょう。

>>近くのマットレスクリーニング業者を探してみる

マットレスベッドクリーニングの費用相場!作業内容や業者の選び方も解説のよくある質問

  • Q. マットレスクリーニング前の準備は?

    ベッドパッドやシーツなどを外しておくだけで大丈夫です。

  • Q. マットレスクリーニングの洗剤は安全ですか?

    人体に影響の出やすい合成洗剤ではなく、純植物性洗剤を使用するので、安心・安全です。小さなお子さん、アレルギーがある方などが使うマットレスでも依頼できます。

  • Q. マットレスクリーニングでダニ駆除は本当にできてる?

    高温スチーム洗浄で、ダニ駆除できます。ダニアレルギーのある方は、痒みなどの症状が出る前に、定期的に依頼すると安心です。

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