水まわり掃除完全版!オススメ洗剤やコツも解説【カビ/水あか/ぬめり/ニオイetc.】
2024.12.06 2024.12.06
この記事では、水回りの掃除について徹底解説していきます。
毎日使うキッチンやトイレ、浴室などの水回りは特に汚れが溜まりやすく、掃除が大変な場所。定期的な掃除の習慣がないと、すぐ頑固な汚れになってしまうものです。一度汚れが落とせなくなると、諦めがちかもしれません。
以下、そんな水回りの掃除方法キホンから、キッチンや浴室などの場所別のコツ、便利なアイテムまでひとつひとつ丁寧に解説していきます。
記事後半では、汚れを防ぐ方法もご紹介。水まわりをきれいに保ちたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
水まわり掃除のキホン【基本のやり方】
水まわりとは、主にキッチンや洗面台、浴室、トイレの4ヶ所を指します。それぞれに特化した掃除方法やポイントはありますが、どの場所も基本となる掃除のやり方、おおまかな手順があります。
- 大きいゴミなどは予め除去する
- 中性洗剤とスポンジで汚れをこすり落とす
- 汚れや洗剤成分をしっかり洗い流す
- 水滴を拭き取る
髪の毛ゴミや生ゴミなどは、最初に除去しておきましょう。その後、キッチン用洗剤や浴室用洗剤などの中性洗剤とスポンジで汚れ部分をこすり洗いします。
汚れが落ちたら、汚れと洗剤成分が残らないよう、たっぷりの水で洗い流します。水滴が残っていると水垢やカビの原因になるため、最後に拭き取るのもポイントです。
水まわり掃除は「汚れの種類」に対して洗剤を使い分ける
水まわりの掃除では、汚れの種類に応じて洗剤を使い分けると効率的です。
汚れの種類 | 効果的な洗剤 |
---|---|
軽い汚れ | 中性洗剤 |
水垢 | クエン酸 |
油汚れ | 重曹 |
こびりついた汚れ | クリームクレンザー |
ぬめりやカビ | 塩素系漂白剤 |
ヘドロ汚れ | パイプ用クリーナー |
それぞれの使い方について、ポイントを押さえておきましょう。
軽い汚れには【中性洗剤】
キッチン用洗剤や浴室用洗剤のほか、住宅用洗剤のウタマロクリーナーなども、中性洗剤です。
中性洗剤は、さまざまな汚れに効果的に働くのがポイント。軽い汚れであれば、中性洗剤とスポンジでこすり洗いすれば取れるものが多いです。水まわりだけでなく、床や壁などにも使えるので、家の中のさまざまな場所の掃除に役立ちます。
ただし、洗剤成分が残ったままになるとカビや雑菌が繁殖するため、しっかり洗い流したり拭きあげたりする必要があります。
水垢なら【クエン酸】
アルカリ性の汚れである水垢には、酸性のクエン酸が効果的です。汚れを中和できるクエン酸なら、こびりついた水垢も落としやすくなります。
クエン酸は粉のままでも使えますが、クエン酸水を作っておいてスプレーして使う方法も便利です。クエン酸水の基本濃度は、水100ml:クエン酸小さじ2分の1。頑固な水垢汚れには、濃度を上げて使っても良いでしょう。
落ちにくい水垢には、クエン酸水をスプレーした上からキッチンペーパーとサランラップをかけて1時間ほど放置し、ふやかしてからこすり洗いするのが有効です。
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油汚れには【重曹】
油汚れは酸性の汚れなので、アルカリ性の重曹が効果的。キッチンの油汚れや浴槽の皮脂汚れも、重曹を使うと良いでしょう。
重曹は、粉のまま使うほか、つけ置きのためにお湯に溶いたり、ペーストにしたり、水に溶かしてスプレーとして使ったりなど、さまざまな方法で使えます。手軽に使えるスプレーは、100mlの水に対して小さじ1杯の重曹を溶かして作りましょう。
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こびりついた汚れには【クリームクレンザー】
時間が経ってこびりついてしまい、なかなか落とせない汚れには、中性洗剤の成分に研磨剤がプラスされたクリームクレンザーがオススメ。クリーム状なので汚れにしっかり密着するだけでなく、研磨剤によってこびりついた汚れも落としやすくなります。
クリームクレンザーは、汚れ部分に塗布してスポンジなどで軽くこすり洗いした後、水で洗い流すだけで使える手軽さもポイントです。サビついてしまった部分も、クリームクレンザーなら効率的に落とせます。
ただし、アルミやプラスチック、銅などの柔らかい素材に使うと傷ついてしまうため、汚れを落としたい場所の材質は予め確認しておく必要があります。
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ぬめりやカビには【塩素系漂白剤】
ぬめりやカビには、塩素系漂白剤を使いましょう。塩素系漂白剤は、雑菌も除去できる点が魅力です。
塩素系漂白剤は、汚れが気になる箇所にかけて20分ほど放置し、そのまま洗い流して使います。落ちきっていない汚れは、軽くこすり洗いすると良いでしょう。
ただし、塩素系漂白剤はとても強力で肌への刺激が強いです。ニオイも強いため、代わりに酸素系漂白剤を使う方法もあります。
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排水口・排水管のヘドロ汚れには【パイプ用クリーナー】
排水口や排水管に発生するドロドロとしたヘドロ汚れには、パイプ用クリーナーが効果的です。特に、直接こすり洗いなどができない排水管の掃除では、汚れに密着してキレイにできるパイプ用クリーナーが欠かせません。
パイプ用クリーナーは、規定量を流し込んで指定された時間放置し、その後たっぷりの水で洗い流すだけと使い方もシンプルです。
パイプ用クリーナーを使えば、排水口や排水管のヘドロ汚れを除去して悪臭も改善できます。
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水まわり掃除の際に押さえておきたいコツ【場所別に解説】
水まわり掃除では、基本のやり方のほか、場所別のコツを知っておくと効率的に汚れを落とせます。
上記それぞれの場所別にコツをご紹介するので、ぜひお役立てください。
キッチン掃除のコツ
キッチンでは、油汚れが多く付着します。油汚れは時間が経てば経つほど頑固にこびりついてしまうため、こまめに掃除して汚れを蓄積させないようにしましょう。
油汚れは、付着してすぐ、温かいうちに拭き取ると簡単に落とせます。こびりついてしまったら、重曹でつけ置きしたり重曹水をふきかけてキッチンペーパーとラップを乗せて時間を置き、汚れを浮かせると効果的です。
また、シンクや調理台には水垢やカビも多く発生するため、洗剤を使い分けるのが大切です。
キッチン掃除については、下記記事で詳しくご紹介しています。
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浴室掃除のコツ
浴室には、ぬめりやカビ、水垢汚れが付着しやすいです。そこで、酸素系漂白剤や塩素系漂白剤、クエン酸などを使い分けて掃除しましょう。
浴室は洗剤成分や水分が残っていると汚れが発生しやすくなるため、使用後は全体的にお湯で洗い流し、水分をできるだけ拭き取っておくと汚れが発生しにくくなります。
浴室掃除では、酸素系漂白剤のオキシクリーンを使ってつけ置きする方法も有効。浴槽だけでなく椅子などの小物も一緒につけ置きできる手軽さがメリットです。
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トイレ掃除のコツ
トイレでは、黄ばみや黒ずみ汚れが多く発生します。便器のフチ裏などに汚れが蓄積しやすく、気付いたら頑固な汚れになっているケースも少なくありません。
トイレ掃除は、毎日軽くサッと拭き掃除し、1週間に1回は黄ばみや黒ずみ除去をするなど、こまめなお手入れがキレイを維持するためのコツです。汚れが気になったらその場でサッと掃除する習慣をつけておくと良いでしょう。
トイレ掃除については、下記記事で詳しくご紹介しています。
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洗面所・洗面台まわり掃除のコツ
洗面所や洗面台まわりには、水垢汚れやカビが多く発生します。どちらも放置すると落としにくくなるので、定期的に掃除してこびりつかせないのがポイントです。
そこで、洗面台は毎日アルコールや重曹でサッと掃除し、こびりついた汚れには塩素系漂白剤を使うと効果的です。また、洗面台使用後はできるだけ水分を拭き取っておき、湿度を下げると汚れを発生しにくくできます。
洗面所や洗面台まわりの掃除については、下記記事をご参照ください。
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洗濯槽・洗濯機まわり掃除のコツ
湿気が溜まりやすい洗濯機の洗濯槽は、カビが増殖しやすい環境です。洗濯槽で発生したカビは洗濯物に付着してしまうため、定期的にカビ取りをする必要があります。
洗濯槽のカビ取りでは、重曹やクエン酸、酸素系漂白剤、塩素系漂白剤を使うのが一般的です。それぞれ、用法用量を守り、正しく掃除しましょう。
洗濯機の洗濯槽掃除については、下記記事をご覧ください。
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水まわり掃除の最適な頻度とは?【箇所別のベストタイミング一覧】
水まわりの掃除は、定期的な掃除が欠かせません。ただし、場所別にベストな頻度が異なります。
- キッチン:1週間に2~3回
- 浴室:毎日
- トイレ:毎日
- 洗面所・洗面台:1~2週間に1回
- 洗濯槽・洗濯機:1ヶ月に1回
上記を目安にしつつ、家族の人数が多ければ頻度を高くするなどして調整すると良いでしょう。
水まわり掃除でなかなか落ちない汚れの対処法
水まわりの水垢や油汚れ、カビなどは、どんなにこすっても落ちなくなるケースもあります。どうやっても落ちなくなってしまった汚れは、お掃除のプロにお任せするのがオススメです。
プロの業者なら、専用のアイテムと専門知識、経験を活かして頑固な汚れも徹底的に落とせます。定期的に利用すれば、頑固な汚れになる前に汚れを一掃でき、水まわりを常にキレイな状態にできるでしょう。
また、セット割を実施している業者が多いため、水まわりはまとめて依頼するのもオススメ。
それぞれ別々で頼むよりも割安なので、お得に水まわりをキレイにできます。
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水まわり掃除の際の注意点【3つの作業ポイント】
水まわりの掃除では、覚えておきたいポイントが3つあります。
- 換気しながら掃除する
- ゴム手袋やマスクを着用する
- 塩素系漂白剤と酸性洗剤を混ぜない
洗剤を使う際は、窓を開けたり換気扇をまわしたりして、換気しながら掃除しましょう。また、ゴム手袋やマスクを着用し、洗剤成分を直接触れたり吸い込んだりしないように対策しておくのも大切です。
特に、塩素系漂白剤などの強い洗剤は、部屋に充満したり吸い込んだりすると健康被害が発生する場合があるので注意が必要です。
また、塩素系漂白剤と酸性洗剤を混ぜると、有害なガスが発生します。両方使いたい場合は、混ぜずにそれぞれ別々に使用しましょう。
水まわり掃除をラクに!時短可能な汚れ予防策4選
水まわりの掃除には、どうしても腰が重くなってしまう人もいるでしょう。そのような人のために、掃除の時間を短縮できる、汚れ予防策を4つご紹介します。
- 必要なもの以外は置かない
- 水分はできるだけ拭き取っておく
- 定期的に換気する
- 汚れを見つけたらすぐに落とす
水まわりには、すぐに使いたいアイテムを色々と置いておきたいものですが、アイテムが多いほどぬめりや水垢などの汚れが発生しやすくなります。そこで、必要なもの以外は置かないように心がけましょう。
水垢やカビなどの汚れは、水分が残っていると発生しやすいです。水まわりは水が飛び散りやすいため、使用後はできるだけ水分を拭き取っておくと効果的です。あわせて、定期的に換気をして湿気を飛ばしておくと良いでしょう。
また、頑固な汚れにしないためには、汚れを見つけたらすぐに落とすのが重要。汚れが付いてすぐにタイミングなら簡単に落とせるので、見つけたらその場で対処しましょう。
水まわり掃除は頻度が命!業者への定期依頼や一旦リセットもGOOD!
水回りは、家の中でも特に汚れが付着しやすく、目立つ場所です。家族が多ければそれだけ汚れも多く蓄積されるため、こまめに掃除する必要があります。掃除の際は、汚れに対して効果的な洗剤を使って正しく掃除するのが重要です。
「掃除に手間をかけたくない」「常にキレイな状態にしておきたい」「頑固な汚れで落とせない」などのケースでは、プロの業者に依頼するのも良いでしょう。業者に依頼すれば、こびりついた汚れも徹底的に落としてくれるため、その後の掃除がラクになります。
水回りの掃除を依頼する際は、セーフリーで業者を見つけましょう。掲載されている多数の業者の中から、条件検索で希望に沿う業者を見つけられます。
まずは自宅近くなどの条件で検索し、見積もりを取ってみましょう。
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水まわり掃除に関するよくある質問
-
Q. 水回りの掃除はどれくらいの頻度でするのがベスト?
A.水回りの掃除頻度は、下記が目安です。
- キッチン:1週間に2~3回
- 浴室:毎日
- トイレ:毎日
- 洗面所・洗面台:1~2週間に1回
- 洗濯槽・洗濯機:1ヶ月に1回
-
Q. 水回りの水垢に効果的な洗剤は?
A.水回りの水垢に効果的な洗剤は、クエン酸です。
-
Q. 水回りの掃除のやり方は?
A.水回り掃除の基本のやり方は、下記のとおりです。
- 大きいゴミなどは予め除去する
- 中性洗剤とスポンジで汚れをこすり落とす
- 汚れや洗剤成分をしっかり洗い流す
- 水滴を拭き取る
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