引越し先のハウスクリーニング

家事代行に使える補助金・行政サービスは?【各種助成制度の賢い活用法についても解説】

2024.07.06 2024.07.06

 

この記事では、家事代行サービスに使える補助金や、行政による支援内容を徹底解説します。

妊娠や日々の子育てや仕事などで疲れて、家事への負担を感じている方は多いのではないでしょうか?そんな社会のニーズに合わせて、掃除や料理、洗濯など、家事全般の負担を軽くしてくれる「家事代行サービス」は年々普及しており、その便利さから、使っている人は継続的に利用しています。

一方、「費用に見合った作業をしてもらえるのか」「家にあがってもらうのが少し心配」などとして、利用を踏みとどまっている人もまだまだ多いのが実態です。

便利な家事代行サービスを気軽に利用するための補助金や行政の各種支援メニューについて、対象者や上限時間、利用金額などを丁寧に解説していきます。家事代行サービス利用を検討中の方は、ぜひ、参考にしてみてください。

 

自治体の家事代行やヘルパー派遣の補助金制度について

自治体の家事代行やベビーシッターの補助金制度

全国の自治体では、妊娠や子育て、ひとり親などさまざまな家庭環境での子育て・出産を応援する補助制度があります。主な補助制度は、家事や育児支援を行う「家事代行サービス」と、保護者に代わって乳幼児の世話をする「ベビーシッターサービス」です。

家事代行サービス ベビーシッターサービス
日常的な家事・掃除・料理を代行する
赤ちゃんやきょうだい児の子育て支援
赤ちゃんやきょうだい児のお世話
保育施設等の送迎
保護者の在宅や同伴が条件 保護者が不在時に利用
チケットやクーポンでの支払い
割引料金で利用
チケットやクーポンの支払い
割引価格で利用
補助金の給付

便利な制度ですが、全ての自治体が実施している制度ではなく、制度の内容も自治体ごとに異なります。

家事代行サービスとベビーシッターサービスはどちらとも、サービス提供場所は自宅が基本ですが、大きな違いは保護者の在宅や同伴の有無です。
つまり、家事代行サービスは保護者の在宅や同伴が必須で、保護者が不在時に利用するのがベビーシッターサービスです。

家事代行サービスで使える補助金制度【主要自治体の具体事例も】

自治体の家事代行サービス業者

自治体では出産・育児支援の一環として、補助金を利用した家事代行サービス制度を設けています。全国では北海道から沖縄まで、一部の区市町村で実施されているので、まずは自分のお住まいの地域が該当するか調べましょう。

家事代行サービスは次のような補助金制度があります。

  • 産前産後ヘルパー派遣事業
  • 子育て世代の家事育児支援ヘルパー派遣事業
  • 多胎児の家事育児支援ヘルパー派遣事業
  • ひとり親家庭ホームヘルパーサービス

利用の目的は、家事育児の援助がない家庭を対象としたものや、ママのリフレッシュや休憩を目的としたものまで、さまざまです。

産前産後ヘルパー(杉並区) 子育て世代
(文京区)
多胎児育児
(杉並区)
ひとり親家庭
(大田区)
妊娠中
1歳未満の子供を養育中の保護者
3歳未満の子どもを養育する世帯 多胎児を妊娠中の方
3歳未満の多胎児を養育中の方
小学6年以下の児童を扶養している
病気や仕事上のなどの都合で必要があると認められる場合
9時~17時
平日・土
妊婦:20時間
産後:60時間(1歳の前日まで)
利用日時は事業者によって異なる
0歳児:40時間
1歳児:20時間
2歳児:20時間
9~17時
平日土
妊娠が分かった時点から1歳未満を養育している期間:240時間
1~2歳児未満:180時間
2~3歳未満:120時間
7~20時
(1~9時間までの利用)
1日2回以上・1カ月50時間以内
1時間1,000円+交通費
ゆりかご券利用可
(2時間以上利用)
1時間1,000円(2・3・4時間で利用)
チケットの場合は、時間分の枚数を渡す
1時間500円
ゆりかご券利用可+交通費
所得により異なる
家事・育児 家事・育児 家事・育児 育児支援・簡単な食事の世話・洗濯・掃除や整頓など

上記以外にはヘルパーの交通費やキャンセル代がかかります。また、在宅や内職の場合は利用できないなどの条件もあります。

家事代行サービスは通常、1回あたり7,000円/2時間~(月2回利用の場合)が相場です。補助金制度の場合、かなり格安で利用できるでしょう。

家事代行サービスならすべて補助金対象?【そもそも依頼できるのはどこまで?】

補助金制度のサービスってどこまでと悩む女性補助金ですべての家事や育児の支援を行ってくれるわけではありません。補助金が利用できないサービス、利用できる家事代行サービスについて詳しく解説します。

家事代行サービス支援で
「依頼できる」こと
家事代行サービス支援で
「依頼できない」ことが多いこと
日常の掃除
(床掃除など)
日常レベルを超えたハウスクリーニング
(年末の大掃除など)
窓ふきやサッシ納戸の掃除など
屋内居住スペースの掃除 屋外ベランダやお庭の掃除
(草むしりや水やりなど)
日常の料理
作り置きなど
季節のお祝いや友人のおもてなしなど
おせち料理や宴会など
子どものお世話 ペットの世話やゲージ内の清掃など
保護者が在宅中の家事や育児 不在時の家事

補助金を利用した家事代行は、日常の家事が中心です。例えば、布団干しはできても、大きな布団の洗濯は通常できません。日常的な整理整頓はできますが、断捨離や引越しの荷造りは利用できません。

次から詳しいサービス内容の具体例を挙げて、解説します。

補助金対象になることが多い家事内容

一般的に補助金対象となる家事を東京都文京区の家事代行サービスを例に解説します。

  • 当日分の食事づくりと下ごしらえ
  • 食器洗いや配膳
  • 洗濯・干す・畳む
  • 洗濯物の片付け
  • 布団干し・収納
  • 布団敷きやシーツ交換
  • 居住スペースの掃除機掛け・モップ掛け・床拭き
  • トイレやお風呂などの掃除
  • 新聞・雑誌の片付け
  • 日用品や食品の買い物
  • クリーニングの受け渡し

自治体でもサービスの範囲は異なります。料理に関するサービスでは当日分は可能でも、作り置き(1週間分など)は不可のところも多いようです。また、買い物やクリーニングの受け渡しなどは歩いて行ける範囲で、実費も別途かかります。

補助「対象外」の場合が多い家事代行サービス内容

補助金で使えない家事代行サービスは、次のようなものです。

  • 特別な料理(おせち料理など)
  • 来客のもてなしや対応
  • 布団やカーペットの洗濯
  • カビ取りや床のワックスがけ・窓拭きなどの掃除
  • 草むしりや水やり
  • 玄関やベランダの掃除
  • 日用品以外の買い物(家電やお祝い品など)
  • 役所や税務署への申請
  • 車の洗車や給油

また、育児に関するサービスでは、以下が利用できません。

  • 医療行為に近い行為(爪切りやおへそ洗浄や服薬など・病気の子どものお世話)
  • 保護者が不在でヘルパーが子どもの世話をする
  • ペットの世話
  • 子どもの送迎

上記のような家事の一部やペットの世話などは、補助金制度では利用できませんが、補助金を使わない家事代行サービスでは利用できるケースがあります。

「育児支援」の場合

次のようなサービスが利用できます。

  • おむつ替え・着替え・散歩
  • 寝かしつけ・遊び相手
  • 居室内での見守り
  • 沐浴補助・準備・片付け
  • 粉ミルクの調合など
  • 哺乳瓶の洗浄など
  • 離乳食の料理
  • 公的機関や検診への同行
  • きょうだい児のお世話

育児は、当然ながら保護者主体で行うことが基本で、ヘルパーは補助の役割です。どんなことを手伝って欲しいのか明確にして、使い分けることが重要です。

家事代行サービスで補助金を使う際の申請方法【利用手順】

補助金を使った家事代行サービスを利用する女性

家事代行サービスの補助金申請については以下のような流れで利用しましょう。

  1. 登録:ヘルパー派遣事業者に直接連絡・Web登録
    (登録事業者と面談し登録申込書を提出し利用が決定したら登録完了)
  2. 予約:Webや電話で予約
  3. 利用前にヘルパーに対して書類等提示
  4. 家事代行サービス実施・チケット提出等による支払い※

(※支払い方法は、チケット制・銀行振込など、事業者ごとに異なります)

大まかな流れは上記のとおりですが、詳細な利用手順は自治体ごとに異なるため、確認してください。また、登録事業者も1社のみや複数可など異なります。

家事代行の補助金利用で検討したいベビーシッター【保護者不在に対応】

補助金を使ったベビーシッター制度について

「ベビーシッター」とは、主に自宅で子どもの保育や送迎を保護者の不在時に行ってくれるサービスです。通常よりも安い値段で利用できたり、補助金が給付されたりと、制度内容はさまざまです。

こちらのサービスもすべての自治体が対象ではなく、条件や内容も異なります。まずは、ご自分の住んでいる地域はどうか確認しましょう。

ベビーシッター支援は次のような対象のサービスがあります。

  • 冠婚葬祭や残業など一時的な乳児の保育
  • 待機児童問題を解決するための保育
  • 児童の病時病後保育
  • リフレッシュ等を含める幅広い目的の保育

家事代行サービスとは対象が異なるので、条件を事前にチェックしましょう。

家事代行の育児支援とベビーシッターの違い

家事代行とベビーシッターは次のような違いがあります。

家事代行サービスの
育児支援
ベビーシッターの
育児支援
在宅時のサポート 外出時(不在時)のサポート
病気の子どもや親の病気などは利用不可 病時の子どもに対応
子どもの送迎は基本的に不可の自治体が多い 保育施設と自宅の送迎が可能

どちらも自宅でサービスが基本ですが、大きな違いは「保護者の不在」です。ベビーシッターは、美容院に行きたい、カフェでゆっくり過ごしたいのような赤ちゃんを連れて行けない事情で使える便利なサービスでしょう。

ベビーシッターの自治体支援例

ベビーシッターの自治体支援として、東京都目黒区の例を紹介します。

補助金給付型
対象者 突発的な事情や社会参加で一時保育を必要とする方
ベビーシッターを活用した共同保育を必要な方
対象児童 0~満9歳
助成金限度額/利用料金 午前7時~22時:2,500円/時
22時~翌7時:3,500円/時
利用時間 24時間365日
子ども一人当たり144時間/年

上記の料金以外では、入会費・シッターの交通費・特別費などは補助金の対象外になります。

主な利用の流れは、次のとおりです。

  1. ベビーシッター事業者へ直接申し込み
  2. 予約利用し、必要な書類を交付してもらう
  3. 費用助成の申請を行う
  4. 補助金が振り込まれる

ベビーシッター事業者へ直接連絡した後に、利用できる流れです。

利用できるサービス 利用できないサービス
自宅での保育
保育施設から自宅までの送迎
自宅以外の保育
シッターの家での保育
習い事への送迎
途中駅で保護者に引き渡す

家事支援サービスやベビーシッター派遣サービス以外では、次のような支援も利用できます。

  • ファミリー・サポート・センター:提供会員によって格安で育児支援を利用できるサービス
  • 産後ドゥーラ利用助成事業:産後の育児サポートを利用する方に、一部助成金を支払う制度
  • シルバー人材センターによる家事・育児支援サービス

このようなサービスを上手に活用しましょう。

【勤務先の補助金制度】家事代行サービスやベビーシッター

勤務先の家事代行サービス・ベビーシッターの補助金制度

国の補助金では、企業向けに家事代行サービスやベビーシッターサービスを格安で利用できる制度があります。こちらは、基本的に、企業が行政に補助金利用の申請を行うことで、その従業員や役員が制度を利用できるサービスです。

会社で利用できるかどうか、担当部署に問い合わせてください。

家事代行サービス福利厚生導入実証事業

「家事代行サービス福利厚生導入実施事業」とは、自分が勤務する企業の福利厚生として、家事代行サービスを格安で利用できる制度です。

家事代行サービス福利厚生導入実施事業
対象企業 各地域の中小企業
※条件あり
実施期間 2024年5月~12月末日まで
サービス利用費 家事代行サービス利用費の3分の1を支払う
サービス内容 炊事・洗濯・掃除・買い物
※事業者によって異なる

条件を満たした企業が家事代行サービスと連携することで、その会社の従業員が利用できます。

子ども家庭庁ベビーシッター利用割引券

従業員がベビーシッターを利用する際に、子ども1人につき、1日最大4,400円の補助を受けられる制度です。厚生年金を支払っている企業であれば対象ですが、従業員が利用するには、企業が全国保全サービス協会へ承認申請する必要があります。

ベビーシッター利用割引券
対象者 保護者が就業中で保育や送迎ができない状態であること
対象児童 乳幼児または小学3年生まで
割引額 対象者1人につき、1回あたり4,400円(2,200円×2枚)
最大1家庭24枚/月
多胎児の場合は2人で9,000円、3人の場合は18,000円
利用できるサービス 自宅での保育やお世話
自宅と保育施設の送迎

Web上で、利用者自身がベビーシッター券の登録や依頼、割引券の利用まですべて行います。

家事代行なら補助金一択?安く依頼するなら民間サービスの割引キャンペーンもお得!【2つのメリット】

民間の家事代行サービスもあるハウスクリーニング業者

補助金なしでも民間の家事代行サービスの利用は可能です。補助金のある家事代行サービスに比べると金額は異なりますが、自分のやって欲しいことや都合に合わせた内容でもっと満足のいくサービスになるでしょう。補助金制度にはないメリットがあります。また、割引やキャンペーンを活用すれば、お得に利用できるでしょう。

  • エアコンクリーニング2台以上まとめて5,500円お得
  • 新規登録10%OFF
  • ハウスクリーニング1,100円OFF

気になる箇所の汚れはキャンペーンを機に、利用しましょう。

家事で特に大変な部分まで依頼できる

例えば、補助金制度を利用する場合、次のようなサービスは該当しません。

  • 草むしりや庭掃除
  • ベランダの掃除や水やり
  • 日常レベルを超えたハウスクリーニング
  • ペットの世話
  • 不在時の家事

上記のようなサービスは、ハウスクリーニング業者でも引き受けてくれます。また、割引券を利用すれば安く依頼でき、自治体のように制限や期限がありません。

サービスを賢く使い分けるとよりお得

定期的に使用するサービスは家事代行サービスをメインに使い、単発的な掃除のようなものでは、ハウスクリーニングを利用するのがよいでしょう。

家事代行サービスはあくまでも生活上必要な家事や掃除をするのが目的です。一方、ハウスクリーニングは、普段の掃除では行き届かない部分や汚れを徹底的にプロの技術によって落とします。

例えば、赤ちゃんを迎えるために清潔な環境を整えたい、エアコンの空気汚れをどうにかしたいなどは、ハウスクリーニングを利用しましょう。

次のような、家事代行サービスを兼ね備えたハウスクリーニング業者はおすすめです。

  • おそうじ本舗:日常のお掃除から草むしりや買い物など対応
  • カジタク:料理代行やプロによる整理収納・クリーニングサービスもあり

どちらも定期利用から単発的なスポット利用を安価で利用できるのがメリットです。

家事代行サービスで補助金が使えると負担減!業者キャンペーンの利用も検討を

補助金制度も使いつつ民間のハウスクリーニング業者の利用も提案する女性

家事代行サービスの補助金制度は、自治体や企業などさまざまなサービスを利用できます。しかし、すべての自治体や企業で利用できるわけではありません。補助金制度を使えないやそれ以外のサービスを利用したい場合は、家事代行サービスも扱う、ハウスクリーニング業者がおすすめです。

定期的に使うものなので、料金の安さやスタッフの品質は重要です。また、対面でやりとりをするため相性もあるでしょう。そんな業者選びの際は、比較検討のしやすいセーフリーが役立ちます。多数の業者を掲載しており、自分に合った業者が見つかるでしょう。気になるサービスが見つかったら、まずは相談してみてください。

>>家事代行サービスもできる業者を探す

家事代行に使える補助金・行政サービスは?【各種助成制度の賢い活用法についても解説】のよくある質問

  • Q. 自治体の家事代行サービスやベビーシッターサービスって誰でも利用できるの?

    実施している自治体で、かつ対象者であれば利用可能です。すべての自治体で実施しているわけではなく、サービス内容もさまざまです。一度、ご自分がお住いの地域で確認しましょう。

  • Q. 企業向けの家事代行サービスの補助金制度ってどんなの?

    企業が行政に申請をして、その従業員が家事代行やベビーシッターサービスを受けられる制度です。福利厚生の一部として格安で利用できたり、発行された電子チケットを自分で登録して利用できたりします。

  • Q. 自分が住んでいる自治体では家事代行サービスの補助金制度がない。ほかに格安で利用できるサービスはある?

    自治体では補助金制度以外でも、ファミリー・サポート・センターやシルバー人材派遣などで格安で利用できるサービスもあります。また、民間の家事代行サービスでもお試し価格5,000円ほどなので、一度利用してみるとよいでしょう。