引越しでバイクを運ぶ方法は?おすすめの輸送法や手続きも紹介

2024.09.04 2024.09.04

この記事では、引越し時にバイクを輸送する方法を徹底解説します。

  • 引越しでバイクを輸送するのはいくらかかる?
  • バイク輸送は傷がつかないように丁寧に運んでもらえる?

こんな疑問にもお答えします。バイクの輸送を業者に依頼する際は、業者ごとに費用やサービス内容が異なるため、しっかり見積もりをとっておきましょう。

記事後半では、バイク引越し後に必要な手続きや書類についてもご紹介します。バイクをお持ちの方は、ぜひ最後までご覧ください。

引越しでバイクを輸送する方法【費用相場とメリット】

バイクの引越し

引越しでバイクを輸送する場合は、以下の3つの選択肢が考えられます。

  • 自分で運搬する
  • 引越し業者に依頼する
  • バイク専門の輸送業者に依頼する

それぞれの輸送方法について、費用相場とメリットを簡単に紹介します。

自分で運搬する

バイクを輸送する場合は、自分でバイクを運搬するのも一つの選択肢です。

同一県内などの近距離の引越しであれば、引越し先まで運転して運べばガソリン代だけで済ませられるため、費用面でも大きなメリットがあります

また、長距離の引越しの場合は、トラックやトレーラーをレンタルして、他の荷物と一緒にバイクを積み込んで運搬するのもおすすめです。費用相場としては、トラックのレンタル料が1日あたり約1万円前後、さらに燃料費や高速料金が加わります。

他の荷物と一緒に運搬できるため、引越し作業全体の効率が向上するというメリットもあります。

引越し業者に依頼する

引越し業者にバイクの運搬を依頼すると、引っ越し荷物と一緒に輸送してもらえる可能性があります。

ただし、引越し業者のトラックには50ccまでのバイクしか積み込めません。そのため、大型バイクの輸送を依頼する場合は引越し業者が提携している輸送業者を紹介してもらう流れになり、仲介手数料が発生するためトータルで5万〜7万円ほどの費用がかかるケースが多いでしょう。

引越し業者にバイクの運搬を依頼すれば、引越しとバイクの輸送を一括で依頼できるため、手間が省ける点が大きなメリットといえます。

バイク専門の輸送業者に依頼する

バイク専門の輸送業者に依頼する場合の費用相場は、距離やサービス内容により異なりますが、3万〜5万円程度です。

バイク専門の輸送業者であれば、バイクの運搬に特化した設備や技術を持つため傷や損傷のリスクが最低限に抑えられる点が大きなメリットです。高価なバイクやカスタムバイクの場合、専門業者を選べばより安心して輸送が可能です。

引越しでバイクを輸送する際の注意点

バイクの引越し

引越しでバイクを輸送する際は、以下の4点に注意しましょう。

  • 複数の業者に見積もりをとっておく
  • 輸送のオプション料金がかからないか確認しておく
  • ガソリンを抜いておく
  • 事前にバイクの写真を撮っておく

複数の業者に見積もりをとっておく

バイクを引っ越しで輸送する際、複数の業者から見積もりを取ることは非常に重要です。

引越し業者かバイク専門の輸送業者のいずれに依頼するかによって費用が大きく異なります。また、業者ごとにサービス内容も異なるため、複数の業者に見積もりを出して比較することで最適な選択が可能になるでしょう。

特に、大切なバイクを安心して運搬してもらうためには、輸送方法や保険の適用範囲など、細かな条件も確認して比較検討するようにしましょう

複数の引越し業者への相見積もりについては、以下の記事も参考にしてください。

輸送のオプション料金がかからないか確認しておく

バイクの輸送では、基本料金に加えてオプション料金が発生することがあります。

たとえば、カスタムされたバイクを運搬する場合や、保険に加入する場合などで、追加のオプション料金がかかるケースがあります。事前に業者に確認し、すべての料金が明確になっているかを確認しておきましょう。

ガソリンを抜いておく

バイクを輸送する際、燃料タンクのガソリンを抜いておく必要があります。輸送中の揺れや振動によりガソリンが漏れたり、引火のリスクが発生するのを防ぐためです。業者によっては、ガソリンが残っていると輸送を拒否される可能性もあるため、必ずガソリンを抜いておきましょう。

事前にバイクの写真を撮っておく

バイクを輸送する前に、事前にバイクの状態を記録するために写真を撮っておきましょう。

傷や凹みがないことを確認するために、さまざまな角度から詳細な写真を撮影しましょう。これにより、輸送中にバイクが損傷した場合、証拠として提示できます。また、業者に依頼する際に写真を見せてバイクの状態を確認してもらっておけば、トラブルを未然に防げるでしょう。

万が一、輸送時に傷がついて保険を請求する際にも、これらの写真が役立つことが多いです。

バイクの引越し後に必要な「手続きと書類」

バイクの引越しで必要な手続き

引越しでバイクを輸送した後は、住所変更などの手続きのためにさまざまな書類を用意する必要があります。手続きを怠ると罰金が課せられる可能性があるので注意が必要です。

必要な手続きおよび書類はバイクの排気量によって異なるため、自分のバイクにあてはまるものをしっかりと確認しておきましょう。

原付バイク(50cc〜125cc)の手続き

原付バイクを輸送した場合は、以下の書類を用意する必要があります。

  • 廃車申告受付書
  • 印鑑
  • 本人確認書類(運転免許証など)
  • 委任状(提出するのが本人でない場合)

これらの書類を持って、引越し先の役所へ行って住所変更の手続きをとってください。また、同一市区町村での引越しの場合は、転居届を出せば自動的に原付バイクの住所変更も行われるため、特別な手続きは必要ありません。

軽二輪バイク(125cc〜250cc)の手続き

軽二輪バイクを輸送した場合は、以下の書類を用意する必要があります。

  • 軽自動車届出済証(車検証)
  • 自動車損害賠償責任保険証明書
  • 新住所の住民票
  • 印鑑
  • 旧ナンバープレート(陸運局の管轄が異なる場合のみ)

引越し先の管轄の運輸局で、上記の書類を提出して住所変更の手続きをしてください。市区町村によって手続き内容や必要書類が異なる可能性もあるため、事前に確認しておくのが確実です。

小型二輪バイク(251cc〜)の手続き

小型二輪バイクを輸送した場合は、以下の書類を用意しましょう。

  • 手数料納付書
  • 新住所の住民票
  • 自動車検査証(車検証)
  • 自動車損害賠償責任保険証明書
  • 印鑑
  • 旧ナンバープレート(陸運局の管轄が異なる場合のみ)

引越し先の管轄の運輸局で、上記の書類を提出して住所変更の手続きをしてください。

バイクの引越しを検討している方はまずは見積もりを!

本記事では、バイクの輸送方法や引越し時の手続きについて紹介しました。

原付など小型のバイクであれば、他の荷物と一緒に引越し業者が輸送してくれる場合もありますが、125cc以上のバイクだと、基本的には輸送業者に依頼する必要があります。業者によって費用やサービス内容が異なるため、事前にしっかりと見積もりを取っておきましょう。

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引越しでバイクを運ぶ方法は?おすすめの輸送法や手続きも紹介のよくある質問

  • Q. バイクの輸送は引越し業者に頼める?

    可能ですが、仲介手数料がかかり割高になる傾向があります。

  • Q. 引越し時にバイクで必要な手続きは?

    バイクの排気量によって異なりますが、基本的に引越し先の管轄の運輸局で住所変更の手続きが必要です。

  • Q. 自分で運ぶのと業者に頼むのはどっちがお得?

    自分で運ぶ方が金銭的にはお得ですが、長距離の引越しの場合は業者に頼んだ方が安心して運搬できます。