エアコンの送風モードが酸っぱい・臭い!対策や原因とは?プロに任せるメリットも解説
2023.05.09 2024.12.05
エアコンを送風運転すると臭いと感じる方、必見!エアコン内部にカビが溜まっていると、エアコンの送風が酸っぱい・臭いにおいになってしまいます。今回の記事では、エアコンの送風モードが臭い場合の対策や原因について解説します。においを放置するリスクやプロに任せるメリットについても解説するので、最後までぜひチェックしてみてください。
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目次
エアコンの送風機能が臭い場合の対処法4つ
最初に、エアコンの送風が臭い場合の対策について4つ紹介します。
部屋のにおいの元を取り除く
エアコンは部屋の空気を吸い込んで内部で循環し、再び部屋に排出する構造です。
そのため、部屋の空気にカビや汚れが含まれていると、エアコン内部を綺麗にしても送風のにおいを解決できません。
部屋のにおいの元を取り除く簡単な方法は、定期的な換気です。
窓を開けて空気中に溜まったホコリや汚れを屋外に出すことで、エアコンに取り込まれるホコリや汚れを減らせます。
また、カビや汚れ以外にも生活するうえで発生してしまうにおいの元はたくさんあるので、換気はできるだけこまめにしましょう。
フィルターやルーバーを掃除する
エアコンのフィルターやルーバーが汚れは、送風のにおいの一因となります。
フィルターはエアコンのカバーを外したところにある網目状の部品で、ホコリや汚れをキャッチする役目があります。
フィルターのホコリを掃除機で吸ったり、水や洗剤で洗ったりすると、においの元を大幅にカットできるでしょう。
また、ルーバーは送風口にある部品なので、カビや汚れが付着していると送風のにおいに大きく影響してしまいます。
ルーバーは無理に取り外さず、水で濡らした柔らかい布などで軽くふき取りましょう。
ドレンホースを綺麗にする
エアコンの室内機は、水分やにおいなどを外に排出するために室外機と繋がっています。
そのため、室内機だけを綺麗にしても、室外機に問題があれば送風のにおいは解決できないでしょう。
室内機以外では、ドレンホースの掃除をおすすめします。
ドレンホースは室内機と室外機を繋ぐホースで、屋外側にある先端から虫やゴミが入ったり、カビや汚れで詰まったりするケースがあります。
ドレンホースが詰まっている場合、水分が垂れてこないようにしっかり排水した後に掃除機でゴミを吸い取りましょう。
また、ドレンホースの先端が排水溝に入っていると、エアコンの送風が生臭い、ドブ臭いにおいになるので注意してください。
冷房や暖房にして数時間運転させる
エアコンの送風のにおい対策として、掃除の他にも冷房や暖房の運転があります。
冷房を16度くらいで数時間運転させると、エアコン内部に溜まったカビや汚れを大量の水分で洗い流す効果が期待できます。
冷房や除湿モードはエアコン内部に水分を溜めやすいので、できる限り低い温度に設定して大量の水を発生させ、しっかり洗い流しましょう。
冷房や除湿モードの運転中は、部屋の結露対策として窓を開けて換気してください。
一方、暖房はエアコン内部のカビを熱で死滅させる効果が期待できます。
暖房の温度は30度程度がおすすめです。季節にもよりますが、異常に高い温度設定なので、暑さで健康を害さないように注意してください。
詳細は、エアコンのにおいを除去する方法4選!自分でできる手軽な対策や注意点を徹底解説をご覧ください。
エアコンの送風が臭い原因3つ
上記でエアコンの送風のにおい対策について4つ紹介しました。
エアコンの送風がにおう原因として、以下の3つが挙げられます。
部屋の中のにおいや物質
エアコンは部屋の空気を吸い込みます。部屋の空気を利用するエアコンからは、エアコン内部のカビやホコリと合わさって、部屋のにおいや物質が吐き出されるのです。
部屋の空気は綺麗に見えても、実はカビや汚れを含んでいることも少なくありません。
人やペットの毛・皮膚や料理中に発生したにおいや油など、部屋の空気に含まれる物質は多岐にわたります。
これらのにおいや物質は普通に生活しているとどうしても発生してしまうので、日々掃除していないエアコンの送風はどうしても臭くなってしまいます。
エアコン内部の水分
部屋の空気だけでなくエアコン内部の水分も、エアコンの送風のにおいの原因になります。
部屋の空気に含まれるカビや汚れがエアコン内部の水分と合わさり、酸っぱい・臭いにおいに繋がるのです。
特に、冷房や除湿モードはエアコン内部に大量の水分を発生させやすく、送風機能に限らず、エアコンから吐き出される空気が臭くなりがち。冷房や除湿をよく使う人は、注意してください。
エアコン内部に発生したカビ
エアコンは使用しているうちに、ホコリや汚れと水分が混ざり、カビが発生してしまいます。
エアコンの送風の不快なにおいの主な原因はカビで、エアコン内部のカビを取り除かなければにおいの元は取れません。
また、カビは一度発生すると放置するうちに増殖してしまいます。
特に梅雨のシーズンは、エアコンを使っていても使っていないくても、あっと言う間にカビが繁殖してエアコンが臭くなりがちです。
また、季節かぎらず、エアコンを久しぶりに使用する場合、内部ではカビていることが多いです。カビた空気を吸い込み続けて健康被害に繋がらないよう注意してください。
エアコンの送風が臭い……放置は危険!
「エアコンの送風が臭くても、においを我慢すればいいのでは?」という人もいるかもしれません。
しかし、カビのにおいは嗅覚を不快にするだけでなく、健康上の様々なリスクなどにつながります。
エアコンの送風のにおいを放置すると、以下2つのようなリスクがあるので早めの対策をおすすめします。
健康リスク
エアコンの送風のにおいを放置すると、健康リスクに繋がります。
エアコンのにおいが酸っぱい・臭い状態では、送風モードに限らずエアコンから吐き出される風に多量のカビや汚れが含まれているということです。
無意識のままカビや汚れを口や鼻から体内に取り入れていれば、当然不調に繋がります。
エアコンの送風のカビや汚れによる代表的な健康リスクとして、喘息やアレルギー性鼻炎、アスペルギルス症などが挙げられます。
また、夏型過敏性肺炎はただの夏風邪と混同しやすいので注意してください。
特に部屋の中で過ごす時間が長い人は、カビや汚れがだんだんと体内に蓄積されやすいので、早めの対応をおすすめします。
エアコンの故障
エアコンは精密機械なので、内部にカビや汚れなど異物が混入すると故障してしまう可能性もあります。
エアコン内部には熱交換器やファンなどの細かい部品がたくさんあり、広範囲にカビが入り込むことで機能が低下してしまいます。
エアコンの交換費用を抑えるために使い続けたはずが、結局エアコンの故障で買い替えが必要になってしまうと意味がありません。
節約しながら大事に使い続けることは大切ですが、クリーニングや修理で対応できる段階で対処しておきましょう。エアコンの送風からにおいを感じる前にメンテナンスしておくのが理想です。
エアコン送風のにおいが取れないなら
上記の方法を試す時間がない場合、また試してもエアコンの臭いがとれない場合、業者への依頼をおすすめします。
エアコンの送風のにおい対策を業者に依頼するメリット3つ
エアコンの送風の臭い取りを業者に依頼するメリットとして、以下の3つが挙げられます。
エアコン送風のにおいを根本的に解決できる
エアコンはセルフクリーニングでもにおい対策ができますが、一部分だけ・一時的と根本的な解決はできません。
セルフクリーニング直後はエアコンの送風がマシになったとしても、時間が経てばすぐに酸っぱい・臭いにおいが発生してしまう可能性も高いです。
一方、プロにクリーニングを依頼すれば専用の掃除用具を使ったり、自分の手が届かない範囲のカビを掃除したりして、においを根本から解決してくれます。
エアコンの送風が臭いと感じるたびにセルフクリーニングしても、なかなか解決できない場合はプロに依頼しましょう。
プロのエアコンクリーニング代は、約10,000円です。
ただし、業者によってコストや作業内容などは異なるので、複数社を照らし合わせてニーズに合ったものを選びましょう。
セルフクリーニングの故障や事故のリスクを回避できる
セルフクリーニングで対応できる範囲には限りがあります。
フィルターやルーバー、ドレンホースなど、あくまでも掃除できるのはエアコンの一部分だけです。
エアコン内部の奥側の部品などは、本体を分解しないと手が届きません。
自分で無理にエアコンを分解して掃除すると、エアコンが故障する可能性が高いのでおすすめしません。
また、知識や技術が無い人がエアコンを分解することで、感電などの事故のリスクもあります。
セルフクリーニングの故障や事故のリスクを回避できる点でも、業者への依頼はメリットがあります。
エアコンの買い替え時を判断してもらえる
「エアコンの送風のにおいが酸っぱい・臭いけれど、クリーニングすれば解決できる?」「修理すればにおいが消える?」など、疑問に思いながら今のエアコンを使い続けている人もいるかもしれません。
エアコンを買い替えるよりもクリーニングや修理の方がコストを抑えられる可能性が高いため、なかなか買い替えの決心がつかない人もいるでしょう。
現在使用中のエアコンがクリーニングや修理で対応可能なのか、交換が必要なのかを把握したい場合も業者への依頼がおすすめです。
プロ目線でエアコンの買い替え時を提案してもらうと新品の購入に対する抵抗も少なくなるでしょう。
また、新しいエアコンを買い替えたことで送風のにおいが解決できるだけでなく、電気代の節約などのメリットに繋がるかもしれません。
送風の臭い・しつこいエアコン内部のカビ汚れにお悩みなら
今回の記事では、エアコンの送風が酸っぱい・臭い場合の原因や対策について解説しました。
エアコンの送風が臭い場合、内部のカビが原因の可能性が高いです。
自分でも掃除やエアコン操作で送風のにおい対策はできますが、限界があります。
エアコンの送風のにおいを放置すると、健康リスクやエアコンの故障に繋がる可能性があるのでおすすめしません。
根本的なエアコンの送風のにおい対策は、プロの業者依頼するといいでしょう。
エアコンの送風モードが酸っぱい・臭い!対策や原因とは?プロに任せるメリットも解説のよくある質問
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Q. エアコンの送風が臭いのはなぜ?
A.エアコンの送風の臭いの主な原因はカビです。エアコン内部でホコリや水分が混ざってカビとなり、カビが空気と一緒に排出されて酸っぱい・臭いを発します。
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Q. エアコンの送風のカビの臭いとはどんな臭い?
A.カビの臭いは様々で、酸っぱい・臭いだけでなく、汗臭い・ドブ臭い・生臭いなどが挙げられます。
-
Q. エアコンの送風の臭いを消す方法は?
A.窓を開けて換気する・冷房を16度以下にして運転する・暖房を30度にして運転する・フィルターやルーバーを掃除するなどの方法があります。
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