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引っ越し時に食器棚の運送はどうしたらいい?運送方法や梱包方法、注意点を解説

2024.10.06 2024.10.06

本記事では、引っ越しの際の食器棚の運送方法や梱包方法を紹介します。

  • 食器棚の運搬は引っ越し業者に頼める?
  • 食器棚はどうやって梱包したらいい?

こんな疑問にお答えします。重量がありサイズも大きい食器棚は、引っ越し時には慎重に取り扱いすべきもの。本記事で紹介する方法を参考に、安全かつスムーズに引っ越しにのぞんでください。

また、記事後半では、食器棚および食器本体の引っ越しにおける注意点についても紹介します。ぜひ参考にしてください。

引っ越し時の食器棚の運送方法と費用相場

引っ越しでの食器棚の運送

引っ越しに伴い食器棚を運送してもらう方法としては以下3つが考えられます。

  • 引っ越し業者に依頼する
  • 宅配業者に依頼する
  • チャーター便を利用する

それぞれについて、費用相場も合わせて順番に紹介します。

引っ越し業者

引っ越し業者に食器棚を運送してもらう方法は、引っ越しのプロに任せられるため、最も一般的かつ安心感のある選択肢です。

食器棚の運搬自体は、基本的に通常の引っ越しプラン内で利用できるため、一人暮らしの引っ越しであれば一般的に3~5万円程度が目安です。ただし、棚の解体から梱包、皿やグラスなどの食器の梱包まで合わせて依頼する場合は、1万円ほどの追加料金がかかるケースが多いでしょう。

食器棚はガラス部分や棚板が壊れやすいため、しっかりとした梱包が必要ですが、引っ越し業者は、大型家具や食器棚のような繊細なアイテムも取り扱いに慣れており、専用の梱包材や技術を使って安全に運搬してくれます。

引っ越し業者を利用する際は、複数の業者に見積もりを依頼し、費用やサービス内容の比較が大切です。特に繁忙期には料金が高くなるため、予約は早めにしましょう。

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宅配業者

宅配業者を利用して食器棚を運送する方法は、比較的小規模な引っ越しや、運搬する荷物が少ない場合に適しています。

ヤマト運輸や佐川急便などの大手宅配業者は、家具の運搬サービスを提供しており、食器棚だけを運搬する場合は引っ越し業者に比べてコストを抑えられる可能性があります。宅配業者では、事前にサイズや重量を測り、見積もりの依頼から始めましょう。

食器棚のような大型家具は、特別な大型宅配サービスや「らくらく家財宅急便」などの家具専用サービスを利用するのが一般的。

宅配業者に食器棚の運搬を依頼する場合の費用相場は、距離やサイズに応じて異なりますが、1万~2万円程度が目安です。引っ越し業者よりも安価なことが多いですが、食器棚の梱包は自分で行う必要があるケースがほとんどです。

さらに、宅配業者の保険は引っ越し業者ほど充実していないケースが多いため、高価な家具を運ぶ際は注意が必要でしょう。

チャーター便

チャーター便は、引っ越し業者や宅配業者のトラックとは異なり、専用の車両を貸し切って荷物を運搬する方法です。

食器棚のように大きな家具や大量の荷物を運搬する際に便利で、他の荷物と混載されないため、運送中の破損リスクが低くなります。また、長距離の引っ越しでは、チャーター便を利用すれば、時間に合わせて柔軟なスケジュールを組むことが可能です。

ただし、運送会社に依頼する場合と同様に、食器棚の分解や梱包などは自分で行う必要があるケースが多いので注意しましょう。

チャーター便の費用相場は、距離やトラックのサイズによって異なりますが、2万~5万円程度が一般的です。距離が長い場合や、高速道路などを利用する場合は、追加料金が発生する場合もあります。

引っ越しで食器棚を運ぶ際の準備【梱包方法】

引っ越しでの食器棚の運送

食器棚を運ぶ際は、引っ越し業者に依頼すれば食器棚の分解や梱包まですべて対応してくれるケースもあります。ただし、それ以外の運送方法を選ぶ場合や、引っ越し業者のオプション料金を抑えたい場合などは自分で確実に梱包しておかなくてはいけません。

ここでは、引っ越しで食器棚を運ぶ際の準備や梱包方法について、順を追って解説します。

食器棚から中身を取り出し個別に梱包する

食器棚を運搬する際は、ガラスや陶器の食器を中に入れたままで運搬するわけにはいきません。まずは、食器棚から中身を取り出して、個別に梱包していきましょう。

食器の運搬も引っ越し業者にあわせて依頼できるケースもありますが、大切な食器などは自分で綺麗に梱包しておくのが安心です。

棚板や引き出しなど外せる部品は外しておく

食器棚の棚板や引き出しなど、取り外せる部品は運搬前に必ず全て外しておきましょう。食器棚の部品を外しておかないと、運搬中に外れて他の荷物や食器棚自体を破損させるリスクがあります

また、普段食器棚を使っている際に棚板などを隅々まで綺麗に掃除する方は、少ないはず。引っ越しで分解したタイミングで、ついでに綺麗にしておくのがおすすめです。

扉など外せない部分は養生テープで固定する

食器棚の扉などは、構造上分解が容易ではありません。簡単に取り外せない部分については、移動中に動いたりしないように養生テープなどでしっかりと固定しておきましょう。

ガラス面を保護する

食器棚は、扉部分がガラスでできているものも多いため、運搬時の事故を防ぐために厳重に保護しておく必要があります。

ガラス面を保護するには、ガラスに合わせてカットしたダンボールを貼り付け、養生テープなどでしっかりと固定しましょう。ダンボールを複数枚重ねて貼り付けておくとより効果的です。

食器棚をはじめとした家具の梱包のような、引っ越しにおける荷造りのコツについては以下の記事も参考にしてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

引っ越し時の食器棚や食器の扱いに関する注意点

引っ越しでの食器棚の運送

食器棚や食器は、揺れや衝撃に弱いため、引っ越しで運搬する際は慎重に取り扱う必要があります。

具体的位は、引っ越し時の食器棚や食器の扱いについては以下の点に注意しましょう。

  • 食器を入れるダンボールは小さめのものを用意する
  • 食器は一枚ずつ新聞紙などで梱包する
  • 分解した棚は組み立てやすいように番号などを振っておく

食器を入れるダンボールは小さめのものを用意する

引っ越しの際は、食器は食器棚から取り出して個別の梱包が推奨されますが、食器を入れるダンボールはできる限り小さめのものを用意しましょう。大きいサイズのダンボールに多数の食器を詰め込むと、重量が大きくなり運搬が困難になるうえ、食器同士の接触により破損するリスクも大きくなってしまいます。

一つのダンボールに無理にたくさんの食器を詰め込まずに、小さめのダンボールに小分けにして梱包するようにしましょう。

また、食器を梱包したダンボールには「割れ物注意」と見やすい文字で記載しておくとより安心です。

食器は一枚ずつ新聞紙などで梱包する

一つのダンボールに複数の食器を入れる場合は、必ず食器ごとに一枚ずつ新聞紙などで梱包しましょう。

食器が入ったダンボールが落下した場合などはもちろん破損する可能性が高いですが、運送時の揺れによって食器同士の接触で割れてしまう可能性もあるためです。

一枚ずつ新聞紙などで包んでおけば、食器同士の接触によって割れるリスクを最大限軽減できます。

分解した棚は組み立てやすいように番号などを振っておく

食器棚を自分で分解する場合は、引っ越し先で組み立てやすいように番号などを振っておきましょう。具体的には、引き出しの裏面と、その引き出しがはまる食器棚本体のスペースに、同じ番号を振っておくと組み立てが容易になります。

また、分解前の食器棚の写真も忘れずに撮っておけば、よりスムーズな組み立てが可能となるでしょう。

食器棚だけでなく、洋服ダンスを運搬する際も同じようなコツを押さえておくのがおすすめです。タンスの運搬時の取り扱いについては、以下の記事を参考にしてください。

さらに詳しく知りたい方はこちら

引っ越し業者に食器棚の運送を依頼【費用を安くするコツ】

食器棚の運送は、食器棚の分解や梱包、食器ごとの梱包まで一括でおまかせできる引っ越し業者にまとめて依頼するのがおすすめです。

しかし、食器棚の分解や梱包まで依頼するとなると、オプション料金がかかるケースが一般的です。

そこで、引っ越し業者に食器棚の運送を依頼する場合は、以下の2つのコツを押さえておきましょう。

複数業者に見積もりを依頼する

引っ越し業者の費用を抑えるためには、必ず複数業者に見積もりを依頼しましょう。

同内容の引っ越しであっても、業者によってサービスの範囲や費用形態が大きく異なります。そのため、複数の業者に見積もりを依頼して比較検討すれば、最もお得に引っ越せる業者への依頼が可能となります。

また、業者によっては食器の梱包や食器棚の分解など、一般的にはオプション料金がかかる作業も通常の料金内で引き受けてくれる可能性もあるでしょう。

以上のような事情から、最適な料金で確実に食器棚を運送するには、複数業者に見積もりを出すのが非常に重要といえます。

食器の梱包や食器棚の分解を自分でする

食器の梱包や食器棚の分解は、引っ越し業者にまとめて依頼できるケースも多いですが、追加のオプション料金がかかってしまう可能性が高いでしょう。そのため、少しでも費用を抑えるためには食器の梱包などは自分で行い、食器棚本体の輸送だけを依頼するという選択肢も検討するのがおすすめです。

食器棚の引越しを検討している方はまずは見積もりを!

本記事では、引っ越しにおける食器棚の運送方法や梱包方法について紹介しました。

重量のある食器棚は、一人で持ち運べないため運搬方法に困るものです。梱包方法などについて心配な場合は、あらかじめ引っ越し業者への相談をおすすめします。安全かつ負担なく準備するなら、オプション料金がかかるものの、梱包から運送まですべて引っ越し業者にお任せも選択可能です。

セーフリーでは、引越しの際の食器棚の運搬や梱包に対応してくれる引越し業者を多数紹介しています!気になる業者が見つかったら、ぜひ気軽に問い合わせてみてください。

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引っ越し時に食器棚の運送はどうしたらいい?運送方法や梱包方法、注意点を解説のよくある質問

  • Q. 食器棚の運送だけを引っ越し業者に頼める?

    A.

    可能です。ただし、食器棚の運送だけを依頼する場合は、宅配業者などに依頼した方が安く済みます。

  • Q. 食器棚の梱包は自分でやらなくちゃダメ?

    A.

    引っ越し業者に依頼すれば食器棚の梱包も引き受けてくれる可能性が高いです。

  • Q. 食器を運ぶ際の注意点は?

    A.

    一つの箱に詰め込みすぎると破損のリスクが高くなるため、なるべく小さなダンボールで梱包するようにしましょう。

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