引っ越しの費用を抑えるコツを実践した家族のイメージ画像

引っ越し費用を抑えるための12のコツ【とことん節約したい人必見】

2024.02.05 2024.02.10

 

この記事では、引っ越し費用を抑えるコツを徹底解説します。

引っ越しは何かとお金がかかるもの!

少しでも費用を抑えて新生活に備えたいですよね。簡単にできる工夫から裏技まで徹底解説しますので、実践すれば数万円以上節約できるでしょう!

1人暮らしの方も、家族で引っ越しされる方もぜひお役立てください。

引っ越し費用を抑えるための12のコツ

引っ越し費用を抑えることができて喜ぶ人

それでは、さっそく引っ越しの費用を抑えるためのコツをご紹介していきます。

節約度 おすすめ度 おすすめな人
自分で荷物を運ぶ ★★☆☆☆ ★★☆☆☆ 単身者・運転できる人
単身者パックを利用する ★★☆☆☆ ★★★☆☆ 荷物があまり多くな人・二人暮らし
混載便を利用する ★★★☆☆ ★★☆☆☆ スケジュールに余裕がある人
できる範囲で作業に参加する ★★★☆☆ ★★★☆☆ 時間や体力に余裕がある人
断捨離して荷物を減らす ★★★☆☆ ★★★☆☆ 荷物が多い人・時間に余裕がある人
リサイクルショップに不用品を売る ★★★☆☆ ★★★★☆ 状態の良い家電や家具がある人
繁忙期の引っ越しは避ける ★★★★☆ ★★★☆☆ スケジュールに余裕がある人
時間フリープランを利用する ★★★★☆ ★★★★☆ 時間に余裕がある人
業者の割引を利用する ★★★★☆ ★★★★☆ 引っ越し業者を検討の人
部屋の現状回復をする ★★★★☆ ★★★★☆ 賃貸物件から引っ越しする人
引っ越し業者に相見積もりを依頼する ★★★★★ ★★★★★ 全ての人
業者に値引き交渉をする ★★★★★ ★★★★★ 全ての人

自分で荷物を運ぶ

引っ越し費用の大部分を占めるのは、引っ越し業者への支払いでしょう。

もし、自力で荷物を運ぶことができたら、業者に依頼するより安上がることもあります。

単身の引っ越しは荷物が少ないため、軽トラを借りれば自力での引っ越しも不可能ではないでしょう。軽トラ(T1クラス)のレンタル料は、サービスによって異なりますが、12時間までなら5,000円前後です。

一方、2人暮らしや家族での引っ越しは、1tトラック以上が必要になる可能性があります。運転スキルも必要ですし、自力での運搬はかなり重労働なため現実的ではないでしょう。

単身者パックを利用する

引っ越し費用を抑えるには、引っ越し業者の「単身者パック」を利用するのも効果的です。

単身者パックとは、決まったサイズのコンテナボックスに荷物を積んで運搬する単身者向けの引っ越しサービスを指します。

コンテナボックスの容量は、業者によって異なりますが、幅105㎝・奥行105㎝・高さ175㎝程度が基本サイズです。

通常プランと料金を比較してみましょう。

(新居までの距離) 単身パック 通常プラン
~15km以内
同市区町村内
2万1000円前後 3万3000円前後
~50km以内
同都道府県内
2万2000円前後 3万5000円前後
~200km未満
同一地方内
2万4000円前後 5万1000円前後
~500km未満
別地方
3万1000円前後 6万7000円前後
500km以上
超長距離の引越し
4万1000円前後 8万円前後

 

単身パックのコンテナに入る分まで荷物を減らすことができれば、引っ越し料金を最大50%も節約できますね!

混載便(こんさいびん)を利用する

長距離の引っ越しの際は、混載便を利用すると引っ越し費用が大幅に抑えられます。

混載便とは、「同じ地域へ引っ越しする人の荷物」をまとめて引っ越し業者が運搬するサービスです。

車両代金、作業員の人件費、ガソリン代などが一度にまとまるため、利用者1人当たりの費用も安くなります。

割引率は、業者やその時の混載便の状況によりますが、家族3人暮らしの遠距離の引っ越しなどでは、最大5万円以上安くなるケースも!

できる範囲で作業に参加する

引っ越し業者の料金は、稼働時間によっても変動します。

例えば、エレベーターがないアパートの場合は、荷物の運び出しに時間がかかるため、その分費用も高くなりがちです。

体力や時間に余裕がある方は、荷物をまとめて1階部分におろしたり、トラックまで運べば、その分割引される可能性があります。

割引の規定は業者によって異なるため、見積もりを依頼する際に各業者に問い合わせてみましょう。

断捨離して荷物を減らす

引っ越し業者の料金は以下の3つで決まります。

  1. 荷物の量
  2. 稼働時間
  3. 移動距離

荷物の量を減らせば、それに伴い運搬のための稼働時間も短縮されるため、結果的に引っ越し費用を抑えることになります。

1年以上使用していないもの、昨シーズン流行した服などは、今後も使用しない可能性が高いでしょう。思い切って処分すると、荷物が大幅に少なくなり、引っ越し費用を抑えることにつながりますよ!

リサイクルショップに売る

状態の良い家電や家具、ブランド品、骨とう品などは、売ってしまうのも一つの方法です。

不用品として処分するはずが、売ったらよい値段になるという例は少なくありません。

荷物が減って引っ越し費用を抑えるどころか、臨時収入に!

  • 比較的新しい家電
  • 状態の良い家具
  • ブランドグッズや服
  • シリーズ全巻揃っている漫画や文庫
  • 状態の良い子供服

以上のものは買い取ってもらえる可能性が高いでしょう。

引っ越し業者の中には、買い取りに対応している業者もありますので、検討してみることをおすすめします。

繁忙期の引っ越しは避ける

引っ越し時期を選べる方は、繁忙期は避けることで引っ越し費用を抑えることができます。

3月・4月は一般的に繁忙期で、引っ越し件数が多いため費用も高額になりがちです。

以下は、2DKの引っ越し料金の相場です。

運搬距離 通常期(5月~2月) 繁忙期(3月・4月)
同一市町村程度
10~29km
8万円前後 10万円前後
同一都道府県程度
30~49km
10万円前後 12万円前後
同一地方程度
50~99km
12万円前後 14万円前後
近隣都道府県程度
100~299km
14万円前後 18万円前後
近隣地方程度
300~399km
17万円前後 27万円前後
遠距離地方程度
400~500km以上
22万円前後 35万円前後

 

オフシーズンとハイシーズンでは、最大10万円以上の差額が発生しますね!

とは言え、学校や仕事の関係で、引っ越しがどうしても繁忙期になる方もいるでしょう。

もし、引っ越しが確定している場合は、なるべく早めに予約することで、少し安くなることがありますよ!

世帯人数ごとの引っ越し費用の相場は、下記記事で詳しくご紹介しています。

時間フリープランを利用する

引っ越し業者は、時間指定をしないフリープランだと割安になります。

フリープランは、引っ越し当日の稼働状況によって、引っ越しの時間帯が決まるシステムのことです。

近距離の引っ越しや、時間に余裕がある方は、フリープランを利用すれば、5,000円~2万円前後安くなりますよ!

業者の割引を利用する

引っ越し費用を抑えるには、業者の割引を利用するのもおすすめです!

割引の内容は業者によって異なりますが、以下のようなものがあります。

  • 段ボールやガムテープ無料進呈
  • 引っ越し料金10%OFF
  • 作業料30%割引
  • リサイクル買い取り料金30%アップ
  • 高齢者向けシルバーサポート
  • 引っ越し基本料金30%OFF
  • 見積もり請求でTポイント進呈

上記は、実際に引っ越し業者が実施している割引の実例です。

利用すれば、最大で数万円の節約になりますよ!

また、引っ越し後の簡易的な掃除や、不用品回収など、割引以外のキャンペーンを実施している業者も。時短になったり、粗大ゴミチケット購入代金が浮いたりとお得なのでぜひチェックしましょう。

部屋の現状回復をする

賃貸物件からの引っ越しの際は、部屋の現状回復に努めましょう。

敷金の戻りが良くなり、結果的に引っ越し費用を抑えることができるからです。

部屋の状態によっては、ハウスクリーニングを依頼しておいた方がよいケースもあります。清掃料金を支払ってでも敷金のバック率が高ければ、結果プラスになるからです。

セーフリーにも、コスパに優れた業者がハウスクリーニング業者を多数掲載していますので、ぜひ検討してみましょう。

引っ越し業者に相見積もりを依頼する

引っ越し費用を抑えるには、業者の相見積もりを依頼しましょう。

複数の業者の見積もりを比較・検討すれば、一番安い業者が一目瞭然です。

大多数の引っ越し業者は、無料で見積もりを作成してくれるため、気軽に利用することができますよ!

出張見積もりも、無料の業者が多いですが、中には出張料が発生する業者もあるため、事前に確認しましょう。

業者に値引き交渉をする

引っ越し費用を抑えるには、業者に値引き交渉をするのもおすすめです。

一般的に、全国展開している大手の業者は値引き交渉は難しいことが多いです。

しかし、地元密着業者は、交渉次第で数千円、時には1万円以上安くなることがあります。

引っ越し料金の値引きは無理でも、段ボールやガムテープを無料で提供など、何かしらお得になる可能性があるため、ぜひ値引き交渉をしてみましょう!

【引っ越し費用抑えるつもりが?】料金が高くなるケース3つ

引っ越し費用を抑えるはずが高くなりショックを受ける女性

引っ越し費用を抑えるコツはご理解いただけたはずです。

ここでは、引っ越し業者の費用が高額になってしまうケースをご紹介します。

以下のケースでは、引っ越し費用が高くなりがちです。

  1. エレベーターがない
  2. 駐車スペースがない
  3. オプションを利用

それぞれ詳しく解説していきます。

エレベーターがない

エレベーターがないアパートやマンションは、引っ越し費用が高くなりがちです。

階段を利用して作業する場合、通常は3階以上だと追加料金が発生します。

追加料金の相場は以下を参考にしてください。

  • 3階:10〜20%増し
  • 4階:10〜30%増し
  • 5階:20〜50%増し

引っ越しの費用を少しでも抑えたい方は、荷物を減らして1階に降ろしておくと追加料金を回避できるでしょう。

駐車スペースがない

引っ越し業者のトラックを停めるスペースがない場合も、引っ越し費用は高くなりがちです。

業者のトラックまでの距離ごとの追加料金の相場は以下です。

  • 30m程度まで:追加料金なし
  • 50m程度まで:2〜3割増
  • 100m程度:5割増

敷地内にトラックを停車できない、道幅が狭くトラックが入れない場合は、以上の追加料金がかかります。

ただし、荷台などを利用し、トラックまで荷物を運搬できれば、追加料金はかかりません。ちなみに、荷台は、1日あたり1,000円前後でレンタルが可能です。

オプションを利用

引っ越し業者は、荷物の運搬以外にオプションを提供しています。

内容は業者によって異なりますが、以下のようなサービスがあげられます。

  • 荷物の梱包
  • 不用品回収
  • エアコン取り外し
  • 清掃
  • 片付け
  • 電化製品配線

上記のサービスは一般的には有料オプションですので、利用すると追加料金がかかります。

引っ越し業者の中には「基本作業」の中に、簡易的な片付けなどが入っている業者もありますので、見積もりの際に料金の内訳をしっかり確認しましょう。

引っ越し費用は工夫次第で抑えられる!とことん節約したいなら…

引っ越し費用を抑えるコツを実践して笑顔な女性

引っ越し費用を抑えるコツは多岐に渡ります。

とことん節約したい方は、やはり引っ越し業者の費用を抑えるのがもっとも効果的でしょう!

セーフリー掲載業者は、コスパが高く人気の引っ越し業者ばかりです。気になる業者があったら、ぜひ気軽に無料見積もりを請求して、比較・検討しましょう。

今回ご紹介した引っ越し日うようを抑えるコツを実践すれば、1人暮らしなら1万円以上、家族の引っ越しであれば10万円前後お得に引っ越しできますよ!

これから引っ越し予定の方は、ぜひセーフリー掲載業者をご検討ください。など。

引っ越し費用を抑えるための12のコツ【とことん節約したい人必見】のよくある質問

  • Q. 引っ越し費用を抑えることはできる?

    荷物を減らしたり、引っ越し業者を厳選することで最大10万円以上抑えることができます。

  • Q. 引っ越し費用が高くなることはある?

    階段や駐車スペースがない場合、オプションを利用すると費用は高くなりがちです。