ラットサインを残すネズミに似せたぬいぐるみ

ラットサインとは?それぞれの特徴と対処法をご紹介【一覧で詳しく解説】

2023.09.06 2024.07.01

ネズミの痕跡「ラットサイン」には、ネズミが残したフン(糞)や足跡などがあり、家の中にねずみが入ってきているかどうかを確かめることができる重要な情報源です。
ラットサインについて知っていれば、害虫であるネズミの侵入に早く気付き、適切な対処が可能になります。
この記事では、ラットサインそれぞれの特徴や、ラットサインが見つかった場合の対処法を詳しく解説します。ラットサインからネズミの状態を知り、被害を最小限に抑えていきましょう。

ラットサインとは?何がわかる?

ラットサインを残す犯人であるネズミ

ラットサインとは、ネズミが残す痕跡のことです。
移動の際に汚れや足跡が残ったり足音が聞こえたりと、ネズミ特有の痕跡のことを指します。

ラットサインがあると、下記のことがわかります。

  • 家にネズミが入ってきているかどうか
  • どのあたりにネズミがいるのか
  • どこからネズミが入ったのか
  • どの種類のネズミか

ネズミは用心深く、通常なかなかその姿を見せません。

しかし、ラットサインについての知識があれば、実際の姿を見なくてもネズミがいるかどうか判断しやすくなります。

ラットサイン一覧とそれぞれの特徴

壁をかじってラットサインを作るネズミ

ラットサインにはさまざまなものがありますが、代表的なものは下記の5つです。

  • 黒い汚れがある
  • 毛や糞尿が落ちている
  • かじった跡がある
  • 足跡がある
  • 走る音やかじる音がする

具体的な内容について、それぞれ詳しく見てみましょう。

黒い汚れがある

ネズミは狭く掃除が行き届いていない場所を移動することが多いため、さまざまな汚れや油などが体に付着しています。
その上、ネズミは目があまり良くなく壁や柱、窓際などの隅に体を触れさせながら進む習性があり、通った場所には黒い汚れが残ります。

ネズミは何度も同じ道を通るので、はじめは薄い灰色だった汚れがだんだんと濃くなるのがラットサインである汚れの特徴です。
一般的な汚れとの違いは、ネズミの体に付着している油によって黒光りしているという点。
また、身に覚えがない場所にできた黒い汚れは、ラットサインの可能性があります。

毛や糞尿が落ちている

ペットを飼っていないのに、短い小さな毛が落ちているのなら、ラットサインの可能性があります。
また、ラットサインの中でも「ネズミがいる」ことの決定的証拠とされているのが、「糞尿が落ちている」ことです。
ネズミは移動しながら糞尿をするので、1センチ前後の黒い粒状のものが落ちていれば、ネズミがいると考えられます。
巣に近くなるほど糞尿は多くなることが特徴で、ネズミの巣を特定するのにも役立つラットサインです。

ただし、尿の場合は、一見してネズミの尿なのかただの水滴なのかを判別するのは難しいでしょう。
そのような場合には、ブラックライトが役立ちます。
暗い空間でブラックライトを当てると新しい尿ならば青白く、古い尿なら黄色く光るためです。

ちなみに、糞をしっかり観察すると、ネズミの種類を特定できます。

ネズミの種類 糞の形状
ドブネズミ 10~20mmで、こげ茶~灰色。まとまって落ちている
クマネズミ 6~10mmで、茶~灰色。散らばって落ちている
ハツカネズミ 4~7mmで、茶色。小さな粒状で両端がとがっている

ネズミの糞尿には病原菌が含まれることが多いため、見つけたらすぐに除去して消毒する必要があります。
また、感染症の原因になるため、ネズミの糞尿は直接触らないようにしましょう。

かじった跡がある

ネズミの歯は生涯に渡り伸び続けるため、長くなりすぎないよう固いものをかじり続ける習性があります。
壁や柱などの木材だけでなく、家具や電気コードなど、あらゆるものをかじるのがネズミの特徴です。
かじられた跡を発見したら、ほぼ間違いなくネズミがいると考えていいでしょう。

ネズミに電気配線をかじられてしまうと火災や停電を引き起こすこともあるため、ラットサインがないかをしっかりチェックしておくと家の安全につながります。

足跡がある

ネズミは体だけでなく足にも汚れが付着しているため、通り道に足跡が残ることもあります。
たとえば、ホコリが溜まっている場所であれば、小さな黒い足跡が確認できることもあるでしょう。
足跡で進入路や巣を見つけたい場合には、足跡を見つけた場所に小麦粉を撒き、足跡を追跡するのも有効です。

走る音やかじる音がする

家の中を走り回るネズミは、カタカタ、トコトコと、小さな足音が聞こえることもあります。
夜中の静かな時間帯に天井裏などから小さな足音が聞こえるのなら、ネズミがいる可能性が非常に高いです。


また、カリカリ、ガリガリと木材などをかじる音がする場合も、ネズミがいる可能性が考えられます。

ラットサインがよく見つかる場所【ここをチェック!】

ラットサインを残すネズミ

広い家の中で小さなネズミの痕跡を探すのは、とても骨が折れるものです。
そこで、ここからはラットサインがよく見つかる場所をご紹介します。

  • 壁や床の隙間・配管・通気口:ネズミの出入口
  • 壁・柱・天井:ネズミの通り道
  • 屋外ではひび割れや穴、隙間をチェック

ラットサインがないか、自宅を細かくチェックしてみましょう。

壁や床の隙間・配管・通気口:ネズミの出入口

ネズミの出入口になるのは、主に下記の場所です。

  • 壁や床の隙間や割れ目
  • 押し入れの天板
  • 玄関の框下
  • 天井裏や屋根裏
  • エアコンの配管
  • 排水管やガス管の隙間
  • 浴室やトイレの配管
  • 換気扇や通気口

ネズミの出入口はラットサインが多く発生する場所なので、細かくチェックしてみましょう。
小さなネズミなら、10円玉ほどの大きさがあれば侵入できます
隙間や割れ目のほか、かじってできたような小さなが穴がある場合も要注意です。

壁・柱・天井:ネズミの通り道

ネズミの通り道としてラットサインが多く見つかるのは、下記の場所です。

  • 床の隅
  • 鴨居や長押の隙間
  • 天井
  • ブレーカー
  • 冷蔵庫の裏

体が小さいネズミは、人間が普段ほとんど気にしないような狭い隙間でも移動できるため、細かいところまでチェックしてみましょう。

屋外ではひび割れや穴、隙間をチェック

ネズミは外から侵入してくるため、屋内だけでなく屋外も忘れずにチェックが必要です。

  • 雨戸の戸袋
  • 軒下
  • 出窓の下
  • 屋根の隙間や亀裂部分
  • ひさしの下の隙間
  • 窓や扉の隙間

屋外から侵入する際にわかりやすいラットサインがつくこともあるので、細かい部分までしっかりと確認してみましょう。

ラットサインを見つけた時の対処法

ラットサインを見つけて設置した罠

ラットサインを見つけたら、まずやるべきことがあります。

  • かじられたものがあればすぐに捨てる
  • 罠をしかけてネズミを駆除する
  • ネズミの駆除は業者へ依頼したほうが安心

注意点も含めて、それぞれの対処法を確認しておきましょう。

かじられたものがあればすぐに捨てる

かじり跡があるものを発見したら、すぐに捨てることが大切です。
特に口にするものの場合は、感染症にかかるリスクもあるため絶対に口にせず捨てなければなりません
口にするものではなく捨てられないものならば、しっかりと洗って消毒することが大切です。

罠をしかけてネズミを駆除する

ラットサインでネズミがいることがわかったら、駆除することも必要です。
さまざまな罠が市販されているため、使いやすいものを選んで設置してみましょう。

  • 粘着シートタイプ
  • 毒餌タイプ
  • バネタイプ
  • カゴタイプ

罠は、ラットサインが見つかった場所に設置するのが基本で、出入口と通り道に短い間隔で何個か設置すると効果的です。

ネズミの駆除は業者へ依頼したほうが安心

ネズミは病原菌を持っていることがあるため、素人作戦での捕獲・駆除にはリスクがあります
また、数匹だけを捕まえると残りのネズミが警戒し、さらに見つかりにくくなるというリスクも考えなければなりません。

そこで、ラットサインを確認したら業者へ依頼してネズミを駆除してもらうのがおすすめです。
プロなら、ラットサインをしっかり見つけて適切に対処してくれます。
ただし、自分で駆除を試してネズミを警戒させてしまうと業者でも駆除に時間がかかることもあるでしょう。
そこで、ラットサインを見つけたら、早めに業者へ依頼するのがベストです。

【ラットサイン発見!】自分でネズミを駆除する際の注意点

ラットサインを見つけた時の注意点を示す女性

どうしても自分でネズミの駆除をするのなら、安全性へ十分に配慮して作業をする必要があります。

  • 素手で駆除作業を行わない
  • ペットや小さな子どもに害がない駆除方法を選ぶ
  • 捕獲したネズミには直接触らない
  • 作業の際はマスクとゴム手袋を着用する
  • 作業後は入念に掃除をして消毒する

ネズミが持つ病原菌によるリスクを負わないためにも、上記は必ず覚えておきましょう。

ラットサインを見つけたら!ネズミを侵入させない予防法

ネズミを駆除したら、二度と侵入させない工夫が必要です。

  1. 隙間や穴をふさぐ
  2. ネズミの餌になりそうなものは放置しない
  3. 段ボールや布、紙は放置しない

隙間や穴をふさいで出入口を作らないことはもちろん、ネズミの餌になりそうなものは放置しないことも重要です。
また、段ボールや布、紙などはネズミの巣の材料となるため、放置せず整理整頓しておくといいでしょう。

ラットサインは危険の知らせ!ネズミによる被害とは

人間に比べたらほんの小さなネズミですが、その糞尿による被害は決して小さくありません。
被害の一つは、ニオイです。
病原菌がなくても糞尿は刺激臭があり、またネズミの死骸ともなればさらなる刺激臭を放ちます。
ネズミの死骸は発見しにくいことが多いため、ニオイの元がなかなか廃除できないというケースも少なくありません。

また、ネズミの体内や糞尿には、病原菌が含まれていて、下記のような病気を引き起こすリスクがあります。

  • サルモネラ症
  • レプトスピラ症
  • ハンタウイルス肺症候群

上記以外に、ネズミにかまれてしまうと「鼠咬症」にかかるリスクもあるため、十分な注意が必要です。
ラットサインを見つけたら、できるだけ早く業者へ依頼して、安全かつ確実にネズミを駆除しましょう

ラットサインを見つけたら業者に対処してもらうのがベスト!

一見するとわかりにくいこともあるラットサインですが、尿ならブラックライトで光るなどの特徴があります。
ラットサインでネズミがいることがわかったら、少しでも早く対処して被害を抑えることが大切です。

自分で駆除する方法もありますが、業者に対処してもらえば、確実にしっかり駆除してもらえます
無理して自分で対処しようとするよりも効率的に駆除できるため、ぜひ業者への依頼を検討してみてください。


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ラットサインとは?それぞれの特徴と対処法をご紹介【一覧で詳しく解説】のよくある質問

  • Q. ラットサインとは?

    ラットサインは、ネズミがいる(通った)痕跡のことを指します。
    黒い汚れや糞尿、かじった跡などが代表的なラットサインです。

  • Q. ラットサインを見つけたらどうすればいい?

    ラットサインを見つけたら、まずかじられたものがないかをチェックしましょう。
    かじられたものはすぐに捨て、ラットサインを見つけた部分もしっかりと掃除・消毒します。
    そして、できるだけ早くネズミの駆除を始めましょう。